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(176)資金100万、15銘柄分散とした場合、掲載成績と同じパフォーマンスを実現できますか?

トレシズ販売戦略・成績のQ&A

■資金100万、15銘柄分散とした場合、掲載成績と同じパフォーマンスを実現できますか?

まず、銘柄分散数を増やしますと、

・通算利益率は小さくなる
・DDも小さくなる

という傾向があります。

あとは、最低購入価格を以下のようなカテゴリーに分けたとします。

(A)6万円で買える銘柄
(B)30万円で買える銘柄
(C)100万円で買える銘柄

最近は100株単位の銘柄がほとんどですので、

「(A)6万円で買える銘柄」というのは株価が600円以下の銘柄ということになります。

その上で、

戦略の能力が「総取引回数×期待値÷保有日数」で表されると仮定します。

資金100万で15銘柄分散にした場合、1銘柄投入額は約6万ということになりますが、

この場合、(B)と(C)は購入できません。

そのため、総取引回数が減るため、

上記公式上、戦略の能力が落ちるということになります。

また、戦略で発生するシグナルのうち、最も期待値が高いのが(A)とは限りません。

(B)か(C)の期待値が最も高い場合もあります。

そういった意味で、期待値のあるシグナルを捨てているという意味にもなりますので、

戦略の能力が落ちることにつながります。

さらに、1銘柄投入額が小さくなればなるほど、

1銘柄投入額に対しての売買手数料負担割合が大きくなります。

そのため、たとえば立花証券e支店のような手数料無料のところや、

または1日定額手数料の証券会社を使うなど、

売買手数料を抑える工夫が必要になる点もあります。

こういった感じで、

資金が小さいうちはどうしても銘柄分散数を増やしすぎるのは不利で、

ある程度集中投資型になるのはやむをえない、

というのが個人的な考えかもしれません苦笑

たとえば資金が1000万などになってきますと、結構銘柄分散数を増やしやすくなる、と思っております。

トレシズの「販売戦略・成績のQ&A」の記事

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