システムトレードブログ

シストレ駆け出しの頃にはまる罠(61) 戦略単体に固執しすぎないこと

シストレで勝つためのアプローチ方法は、

いろいろあると思っています。

たとえばですが、

・トレード毎勝率&期待値重視

といったスタイルが1つですね。

こういった戦略は、

えてしてペイオフレシオが低くなりがちで、

コツコツドカン型にはなりやすいものですが、

1つの定番スタイル、

とは言えるかもしれません。

欠点としては、

・戦略数が少ないと資金効率が悪いため、結構な戦略数が必要
・大きなロットは張りにくい

といった点があるかもしれませんね。

システムトレード初心者の方の場合特に、

「トレード毎勝率」

を重視される方が多いように思いますが、

私自身は、

トレード毎勝率が全てではない、

という考え方主体です苦笑

あくまで個人的なスタイルですと、

「トレード毎勝率よりも、月毎勝率を重視する」

という感じになってきているかもしれませんね〜。

これはなんといいますか、

たとえば「月給」という考え方もそうですが、

月単位というのはキリがいいためですね笑

1個1個のトレードでは勝ったり負けたりがあっても、

月単位で勝てればそれでいいじゃないか、

といった考え方です。

そういった意味では、

「1戦略単体」

というものには意味があまりないわけですね。

そうではなく、

「ポートフォリオ全体で、月単位で勝てるかどうか」

という点が非常に重要になってくる、

と考えています。

「トレード毎勝率&期待値重視」

とは異なり、

最近の私のスタイルはといいますと、

「月毎勝率&過去の検証ができない手法等、手法重視」

といった感じになってきています(ぇ

期待値でいいますと、

驚かれるかもしれませんが、

1トレードあたり0.4%程度のものも使っています苦笑

期待値を追うと、

どうしても皆同じシグナルになりがち、

だとは思います。

といいますのも、

過去の検証上で高期待値があるのは、

たいてい同じチャート形のためですね。

もちろん、

仕掛け箇所や手仕舞い箇所は戦略により異なりますので、

上記のやり方でもエッジは確保できると思います。

低期待値戦略のメリットは、

普通のシステムトレーダーがまず相手にしない銘柄を売買できる、

という点です。

あとはやはり、

たとえば専業トレーダーの方の場合特に、

月毎勝率を重視される場合が多いのではないか、

と思っています。

といいますのも、

「専業ですと、月の給料がないと厳しいから」

ですね苦笑

そういった意味で、

「月毎勝率」

という要素は非常に重要になってくる、

とは思いますね〜。

そのため、

「ポートフォリオ全体で、月毎勝率を重視して組んでいく」

というアプローチ方法が1つになる、

と思っています。

あくまで個人的な目標値としましては、

過去の検証上で95%以上ですね(ぇ

私自身は、

「戦略単体に固執しすぎないこと」

をおすすめしたいですね。

トレシズの「シストレ駆け出しの頃にはまる罠」の記事

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