(6)翌日手仕舞いになっている銘柄に、買いサインが出ています。
さて、いよいよ梅雨のシーズンとなってしまいそうですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
日々の温度差が結構ある時期ですので、是非体調を崩されないようにしてくださいね。
今日はよくあるご質問と回答シリーズを書いてみたいと思います。
(1)翌日手仕舞いになっている銘柄に、買いサインが出ています。この場合はどうすればいいですか?
手仕舞う株数と翌日仕掛ける株数が異なる場合にのみ調整する必要がありますが、
手仕舞いせずに持ち越したほうが売買手数料が節約できるので一般的だと思います。
売買手数料も、日々の積み重ねで結構な金額になりますので、
・売買手数料を節約する
・手数料が安い証券会社を利用する
というのは日頃から意識されるといいかもしれません。
(2)運用戦略が多くて日々の発注が結構大変なのですが、どのように発注されてますか?
正直、私も結構大変です(コラ
ただ、日々の戦略の成績を見るのが結構好きなので、逆に楽しんでいるところもありますが笑
私の場合ですと現在運用戦略がかなり多いため、以下のような手順で行っております。
1. まずはイザナミを立ち上げ、全ての戦略のバックテスト+最適分散投資を行い、翌日の仕掛け銘柄と株数、翌日の手仕舞い銘柄と株数を全てチェック
2. 研究用に、上記データを全てエクセルに記録(ここは個人的な趣味でやっている部分です笑)
3. 翌日の仕掛け銘柄や手仕舞い銘柄の銘柄コード・株数をエクセルでまとめ、証券会社で発注
戦略によっては翌日の銘柄がかぶることもありますので、その際には別々に注文するのではなく、まとめて注文したほうが売買手数料が節約できるためおすすめです。
また、バックテスト自体も最新のパソコンを使うと驚くほど早く終わります。
(https://www.torezista.com/news/news_131/)
(3)神風バーストやわらしべハイパー2などで、運用開始日によって多少シグナルが変わるのはなぜですか?
シグナル数フィルターが使用されている戦略の場合、運用開始日によって序盤のシグナル発生タイミングが変わってきます。
たとえば2000年1月4日から最適分散投資した場合と、2011年6月1日から最適分散投資した場合では序盤のシグナルが異なる場合があります。
これはシグナル数フィルターが使用されている戦略の特徴で、ストラテジーに問題があるというわけではなく、「そういう仕様のものである」とお考え下さい。
トレシズ戦略の場合ですと、シグナル数フィルターでは「新規建て銘柄数の移動平均」を使っておりますが、
一定日数内の新規建て銘柄数の移動平均自体が、
2000年1月4日から最適分散投資した場合と、2011年6月1日から最適分散投資した場合とで多少変わってくる影響によりこのような現象が発生します。
ただ、これはあくまで序盤で発生しやすい現象で、単利運用であればある程度長い期間運用することにより誤差はなくなりやすくなります。
(なお、ゴッドブレスのようなシグナル数フィルターが使われていない戦略の場合、こういった現象は発生しないと思います。
前々記事:低資金向けファイルの売買手数料についての解説です。
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