順張りのバイブル
私が過去によく読んだ書籍の系統をまとめてみますと、
精神論に関するもの(最もよく読んだ)>勝っているトレーダーの本>テクニカルの本(あまり読まなかった)
という感じですね〜。
特に精神論に関してはトレードと全く関係ないものも結構ありましたが、
メンタルコントロールはシストレ的にも非常に大事だと考えています笑
私は従来からどちらかというと逆張り派だったので、
シストレにおきましても、だいぶ昔ではありますが当初順張りロジックの運用には結構抵抗がありましたね〜。
そういった際に役に立った本が上記でいいますと勝っているトレーダーの本で、
中でも個人的に最も参考になったのは三村雄太氏の本です。
この方は主に強い銘柄のみを売買する順張りトレーダーで、大学時代に3億稼いだというから驚きですね〜苦笑
書籍自体は2006年頃(ライブドアショック頃)のものなのですが、
読んでいた当時は理解できない部分もありましたが、今再度読み返してみるとなるほどなぁと思うところが多々あります。
以下にものすごく基本的なことばかり書きますが、シストレに通じる点が多いのでもしよろしければ流し読みしてください笑
■相場の流れは3億稼ぐトレーダーにも完全には読めない、ベースはやはり損小利大
相場の流れを正しく読むことができれば株では儲かるが、
三村氏でも相場の流れを読むことはできないそうです。
明日の相場は誰にも分からないため、「明日上がるか下がるかを心配するよりは、戦略のベースを作ることが大事」ということですね〜。
自己裁量デイトレで勝っている人がそう言うわけですから、自己裁量デイトレで勝てない私の場合はなおさらですね苦笑
シストレにおける損小利大にはいくつか方法がありますが、
・損切りは緩めにし、逆に勝率を上げて利益が損失よりも多くなるようにする(これは主に逆張りです。)
・損切りをきつめにし、勝率は下がるが利益が出たときに引っ張る(これは主に順張りです。)
などがあるかもしれませんね〜。
■動きのある銘柄のみを売買する
直近IPOや、仕手株、東証一部が動いている時には東証一部など、そのときに強い銘柄が売買対象になるそうです。
ここで仕手株という言葉が気になる感じがしますが、
個人的には仕手株とは何をもって仕手というのかが分からないような気もします笑
一般的には「材料もなく強力に上がっている銘柄」といった感じだと思っているのですが、
私自身も、こういった暴騰株は優先的に狙うようにしています。(というより、システムが勝手にシグナルを出すという方が正しいかもしれません苦笑)
仕手株は怖いというイメージがあると思うのですが、
たとえば株では上でも下でも大きなトレンドが発生した際に利益を出しやすいといわれています。
これが個別銘柄にもいえると思っていますね〜。
もちろん大負けすることもありますが、仕手株でもたとえば10万円以内など、ロットを抑えれば他の銘柄と全く変わることはないと思っていたりします笑
そのときそのときで強い銘柄は、
・25日移動平均乖離率(終値)>50
・期間上昇率(25日)>30
などで調べることができます。
■高値掴み高値離し
底値の銘柄が上がり始める初動を見つけるのは大変で、かつ効率が悪いため、
「既に上がっている高値の銘柄のみを売買対象とする」
手法ですね〜。
基本的に当日の分足の高値を上抜いたら買いを仕掛ける場合が多いようです。
これはシストレに最も応用が効く部分だと考えておりまして、
・先日の、販売戦略で空振ったシグナルに、一定時間に当日高値を上抜いたら逆指値を入れて買う手法
・もっと根本的に、上がっていない銘柄は売買対象から元々除外する手法
(たとえば、仕掛け条件に始めから25日移動平均乖離率(終値)>0、期間上昇率(25日)>10といった条件を入れてフィルタリングする手もあります。)
といった感じで個人的な主観で勝手に書かせていただきましたが(コラ、
個人的にはテクニカル指標について書かれた本よりはだいぶためになる本だと思っておりまして、
ある程度書籍を読んでらっしゃる方にとっては、またかと思われる内容かもしれませんが、
もし興味がある方がいらっしゃいましたら一読されるのもいいと思いますね〜笑
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