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順張り買いの資金管理テクニック(2)

トレシズ資金管理方法

たとえばですが、

今の地合で順張り買いで結果が出ない場合も多いかもしれません。

といいますのも、

「順張り買いはボックス相場を苦手とする」

ためですね〜苦笑

今はジャスダックインデックスを見ましても、

10月以降の三角保合い形には見えますよね。

しかも、ボラ(変動幅)がない相場ですので、

なかなか難しい相場ではないかと思います。

たとえば、2014年10月〜11月のように、

大きく下げた後大きく戻る相場は、

順張り買いでは取りやすいと思っております。

逆に今のような動きがない相場ですと、

個別銘柄が上げたとしましても、指数に引っ張られる感じで値が持たないような事例が増えてしまうわけですね〜汗

あえて今効いている順張り買い戦略を挙げるとすれば、

最近のガーラやファンドクリエーションなどのチャート形を狙う、

「超高値圏狙いの順張り買い戦略」

でしょうか苦笑

まあそれはさておき、

1月のボラのない相場でジャスダックインデックスの25日移動平均乖離率は最大でも+1.15%でした。

一方、取りやすかった2014年11月は、

多くの日でジャスダックインデックスの25日移動平均乖離率が+2%を超えています。

そして、順張り買いの究極相場とも言えるアベノミクス相場では、

たいてい+5%を超えています汗

あくまで個人的な考えですと、

アベノミクスのような相場では全力と考えますと、

「今の地合は全力で行く必要はない」

とも考えられます苦笑

つまり、たとえばですが、

・ジャスダックインデックスの25日移動平均乖離率が+2%を超えている場合のみロットを増やす戦略(短中期上昇トレンド用戦略)
・ジャスダックインデックスの25日移動平均乖離率が+5%を超えている場合のみロットを増やす戦略(長期上昇トレンド用戦略)

を設けるのも手ではないか、

とは思っていたりしますね〜。

これは昨日の記事で、

相場情報「ジャスダックインデックス25日線上」の集計条件を、

移動平均乖離率(終値)(25日)が2より大きい→(青)集計

といった感じにすることで実現できます。

■順張り買いの資金管理テクニック(1)
https://www.torezista.com/blog/blog_1595/

上記手法を使いますと、

「相場が弱くなるほど投入額を落としていく」

というのが自動的に実現できますので、結構便利なテクニックだと思っています笑

もし、今の相場で順張り買いで大きく食らいすぎているという場合には、

それはおそらく、

「今のようなそこまで強くない相場で、アベノミクス相場並のリスクをとってしまっている」

という可能性も考えられるかもしれません。

上記のように、

強い相場ほどトータル的なロットが増えるように構築しますと、

少なくとも弱い相場で食らう額は抑えられる可能性が高いと思いますので、

結構おすすめの手法だったりしますね〜。

と、いろいろ書かせていただきましたが、

これもあくまで個人的な考えであり、正しいというわけでもありませんので、

あくまで1つ、としてとらえていただければ幸いです苦笑

トレシズの「資金管理方法」の記事

前々記事:個人的な、最近の資金管理調整方法(2)
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