トレシズ式資金管理術(6)
■1日の損益の変動幅のコントロール(2)
基本的に、
1日の損益の変動幅というのは、
「シストレ総資金に対する日々のポジション量」
によって決まります。
総資金1000万に対しまして100万しかポジションを持っていない場合には
リスク対象は100万(10%)でしかないので、
もし震災レベルの相場が来ても−20万〜−30万(2〜3%)程度の変動で済む場合が多いとは考えられます。
逆に、
総資金1000万に対しまして1000万ものポジションを持っていますと、
…リスク対象は100%ですよね苦笑
震災のような全銘柄が30%下げるような相場では、
−300万という致命的な被害になることも考えられます汗
ただ上記は悪い事例のお話でして、
もちろん相場環境がいい場合などには、
100%持ち越していた方が圧倒的にパワーがあるでしょうし、
儲かるとは思います。
このように、一長一短がある、
というのが事実かもしれませんね〜。
個人的に重視しておりますのは、
上記例ですと、
「シストレ総資金1000万というのは、自分にとってどれぐらいの割合の資産か?」
「また、その1000万を使って、自分はどういう目的を達成したいのか?」
といった点かもしれません。
極論ですが、
自分の資産が10億ぐらいある場合、
1000万というのは1%ですのでなくなっても問題ないレベルですよね苦笑(コラ
なので、
こういった場合にはどんどんリスクを取っていくのが普通だとは思いますので、
普段から100%持ち越すようなスタイルも普通に考えられると思います。
一方、
1000万が自分の資金の大部分を占める場合や、
堅実な運用を目指す場合には、
もちろん日々のポジション量をある程度減らす必要がある、
と考えられます。
総資金1000万に対しまして、ポジション量も1000万というのは、
…論外でしょう苦笑
これは個人的な考えで恐縮ではあるのですが、
そもそも、
「シストレに自分の総資産の大半を投入するべきではない」
「あくまで、余剰資金でやるのが基本」
とは考えております汗
といいますのも、
大半を投入してしまいますと、
シストレ資金をお金として見てしまうようになってしまうためですね〜。
シストレの日々の損益が、
自分の資産にかなり影響を及ぼすというのは、
メンタル的に相当強くないと耐えられないのではないか、
とは考えております。
まずは、
・ご自身の総資産に対して、シストレに投入している割合
・また、その上で、日々どれぐらいのポジション量になっているか
という点を確認しておくのがおすすめだったりしますね〜。
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