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保有日数が長い戦略の成績を安定させるには?

トレシズ開発方法

一般的に、

保有日数が長い戦略ほど、

損益の荒さや、DDの大きさなどが顕著になりやすい感じになります。

といいますのも、

1日の値動きと、5日の値動きでは、

やはり動ける幅に大差があるためですね〜苦笑

「だとすると、1日保有など短期で組んだ方がいいのか?」

という点ですと、

実際のところ、

短期保有の方が組みやすいことは確かです(ぇ

これはなんといいますか、

短期保有であればそれだけで、

・平均損失
・損失の標準偏差

という、

私の重視する二項目の値を小さくできるためですね〜。

ただ一方、

私自身、超短期戦略だけで組んでいるか?

といいますと、

…意外と5日以上保有の戦略も結構あったりします苦笑

これはなんといいますか、

「仕掛けのタイミングのズレをカバーするため」

といった目的があります。

ありがちなのが、

「自分が損切った後、そこが底で反転し、急上昇する」

という悔しい思いですね〜苦笑

これを経験された方も多いのではないかと思いますが、

…これはどうやっても避けられません。

ただ、

順張り買いでものすごく損切り幅が大きくなる瞬間というのは、

大底である場合も結構あったりするものです。

こういった際に、

保有日数が長い戦略の場合ですと、

負けトレードを勝ちトレードに変えられる場合があります。

こういった観点で、

私自身は保有日数が長い戦略も使っている、

というイメージですね〜。

とはいえやはり、

2011年のような暴落相場もありますので、

「ある一定幅での損切り」

は必要でしょうね〜。

この「損切り」こそが、

・平均損失
・損失の標準偏差

の大きさを抑えるカギとなります。

たとえば、

B・N・F氏のお言葉でも、

「保有は長くても10日まで。利確も早いが、損失が大きくなければ持ち越す」

というものがありました。(若干文言はうろ覚えですが(コラ

25日線近くまで落ちてから反発を開始する場合もありますし、

「損切りラインを遠くに置くタイプの戦略」

というのも、

1個はあっていいのではないか、

と考えていたりしますね〜。

とはいえ、

順張り買いで25日線近くまで落ちると結構損失が大きくなりがちなので、

それぐらいの損失になっても極端には痛くないような1銘柄投入額に抑える、

という点が、

保有日数長めの戦略では特に必要になるのではないか、

と考えております。

保有日数長めの戦略は、

リスク管理面の難易度が高いこともあり、

その点で大きく短期戦略に劣ると考えます。

ただ一方、

・マーケットインパクト
・長期的な有効度
・配当、優待獲り

等では、

もしかしたら上回っている部分も多いのかもしれない、

とは感じていたりしますね〜。

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