システムトレードブログ

上昇トレンドとボックストレンドの違い

トレシズポートフォリオ

あくまで個人的なスタイルですと、

上昇トレンドとボックストレンドでは、

使う戦略の種類が結構違ったりします。

もちろん、

共通で使っている戦略もありますが、

半分ぐらいは違う感じかもしれませんね苦笑

どのあたりが違うか?

について書かせていただきたいと思います。

(1)順張り買い戦略の数が、ボックストレンドでは少ない

これが一番明確な違いかもしれません。

順張り買いでは、

レンジブレイクで仕掛けた後、

さらに上がるような動きをしないと利益が出ませんが、

ボックスではそもそも上値抵抗があるような形ですので、

さらに上がるという動きをすることが少なくなるわけですね。

そのため勝率が低くなるのは必然とも言えますので、

順張り買い戦略は上昇トレンドメインで使う、

という形になります。

ただ、

どんな地合でも暴騰銘柄はあるもので、

そういった銘柄を相手にできないのももどかしいため、

一部順張り買い戦略は動かしているような感じですね〜。

(2)ボックス以下では逆張り買いの仕掛け位置が深い

上昇トレンドでは、

買いの仕掛けは緩く、売りの仕掛けは厳しくが基本になりますが、

ボックスでは、

買いの仕掛け位置が深くなり、

売りの基準が上昇トレンドよりは緩くなります。

売りのイメージでいいますと、

とりあえずレンジ上限以下で空売り、

万一レンジを上にブレイクした場合には損切り、

といった感じでしょうか。

買いも当然、

レンジ下限で仕掛け、

レンジを下にブレイクした場合には損切りという形ですね。

このあたりはもちろん裁量で行っているわけではなく、

相場情報を駆使し、

また大量の戦略を用意した上で、

自動的に切り替わるようにしています。

ボックスでは、

・緩い逆張り買い戦略が多すぎないかどうか?
・順張り買い戦略が多すぎないかどうか?

のチェックが必要かもしれませんね〜。

トレシズの「ポートフォリオ」の記事

前々記事:順張り買いのポートフォリオの組み方(1)
前の記事:各仕掛け方法のバランス
今の記事:上昇トレンドとボックストレンドの違い
次の記事:フィルターのお話です。
次々記事:1戦略単位ではなく、ポートフォリオ全体でバランスを取る必要がある

おすすめ記事

買いと売りのバランス

特に上昇トレンドの場合、「売りが買いの足を引っ張ってしまう」という点がもどかし…

売買代金制限について

売買代金制限を15日平均1億などにしますと、結構新興や小型株メインのシグナルになり…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る