システムトレードブログ

売り戦略の戦い方

トレシズ運用方法

今年は、

特にどういう相場になるかが分からないので売り戦略のニーズが高まっている、

という感じがしますね〜。

「売り戦略はどういった部分が長所か?」

という観点ですと、

一番は、

「買い戦略と、相関が小さいこと」

だと思っていたりしますね。

…これはものすごく当たり前のことですが苦笑

ただ、

ポートフォリオが全て買い戦略で構成されている場合、

相場が強烈に下落した際のダメージは避けられないもので、

「卵は一つのカゴに盛るな」

の格言の通り、

なるべく相関が小さい投資対象を組み合わせていくのがより安全、

だとは思っていたりしますね。

売りで恐いのが「踏み上げ」ですが、

貸借銘柄でストップ高が連発するような事例は意外と、

売り禁中の銘柄である場合が多いんですよね。

もちろん私自身二日連続ストップ高銘柄は引いたことがあり、

その際のダメージはなかなかでしたが苦笑、

貸借銘柄で空売り可能な銘柄の場合、

意外とその程度なんですよね。

買いでも二日連続ストップ安銘柄はあり、

個人的な感覚では大差ない印象です。

とはいえ、

念には念を入れ、

…個人的に、売りは買いよりもロットを抑えていますが(ぇ

あくまで個人的なスタイルですと、

以下のような点に注意しています。

・買いと売りとで証券会社を分ける
・売りは買いよりもロットを抑える
・空売るのは基本、貸借銘柄のみ
・損切りの徹底
・これは買いと同じですが、順張り売りと逆張り売りを併用する
・上昇トレンドでは使う売り戦略を減らし、下落トレンドでは増やす

基本的にはデイトレード等、

保有日数を抑えることによりDDが小さくなりやすいですが、

リーマン等の長期暴落時期、

保有日数を抑えた戦略ばかりで構成しますと、

…あまり買いのヘッジにならない時が多々あります汗

これは要するに、

売りシグナルが尽きてしまったり、

保有日数が短すぎるためにギャップダウンを取りこぼすためですね。

そのため、

一部はやはり、

保有日数が長い売りも必要かな、

とは思ったりしますね〜。

ただもちろん、

買いほどは保有日数を伸ばせませんが苦笑

順張り売りとしましては、

ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】やコキュートス(S)などがありますが、

これの保有日数を伸ばすようなカスタマイズも、

やりようによっては有効な場合もあると思っています。

売りの収支の判断はなかなか難しいところですが、

個人的な最近のスタイルとしてはやはり、

「買いと売りの利益・損失発生時期は異なるものの、それぞれである程度のスパンでプラスを目指す」

といった感じになってきていますね。

逆に、

あまりにも同一時期に損失が発生する場合には、

…カスタマイズ対象になります(ぇ

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