システムトレードブログ

最適分散投資についての個人的な所見です。

トレシズシストレ・相場関連

ここ最近の日経平均の動きは連騰となり、以下のような動きとなっています。

日付 始値 高値 安値 終値
2011年10月28日 9,059.04 9,086.43 9,003.09 9,050.47(+1.39%)
2011年10月27日 8,779.4 8,926.54 8,731.77 8,926.54(+2.04%)
2011年10月26日 8,673.85 8,798.8 8,642.56 8,748.47(-0.16%)
2011年10月25日 8,866.43 8,870.37 8,755.38 8,762.31

これと比較しまして、バックテスト段階の取引一覧のゴッドブレス改の動きは以下のようになっています。

2011年10月28日 取引数:9 勝率:55.56% 期待値:-0.12%
2011年10月27日 取引数:10 勝率:90.00% 期待値:1.22%
2011年10月26日 取引数:10 勝率:80.00% 期待値:1.21%

これだけを単純に見ると、10/26にはゴッドブレス改は日経平均のパフォーマンスを越える動きとなり、10/28には下回ったような動きに見えるかもしれません。(10/28は寄り天なので当然かもしれませんが汗)

ただ、個人的な考え方といたしましては、たとえばゴッドブレス改の場合ですと4日保有するタイプの戦略です。

そのため、4日経過した時点での期待値がゴッドブレス改の実際の能力であり、途中経過の際には必ずしも日経平均とは連動するとは限らない部分があると思っています。(また、数日でシステムを評価することもできません。)

そして、その積み重ねにより、ゴッドブレス改の場合ですとバックテスト段階の期待値である0.8%強に近づいていくイメージと考えております。10/26以降の期待値の平均をとるときっちり0.80%となるため、ゴッドブレス改の能力は発揮されているとみています。

上記の点からも、私自身はシストレで最も難しい点の1つが「最適分散投資」なのではないかとも思っていますね〜。

たとえばですが、トレードを繰り返すうちにバックテスト段階の期待値に近づいていくという前提であれば、

「資金1億を持っていて、あるロジックを最適分散投資を行わずに、ひたすら5〜10万円などを仕掛けていく」

という手法で、もちろん極端な年利は望めないものの、ある一定の効果が望めるのではないかとも考えています。

バフェットも年利40%の複利といいますし、資本があれば運用方法の幅が広がるのが、投資業界の本質ともいいますか、常ですね〜汗

せめて、今の単元というものが撤廃され、

「この銘柄を10万円分買う」

といった仕組みが、ミニ株等ではなく、「現物と同等の自由度の高さ+手数料の安さ」で実現されれば、もう少しやりやすくなるのかもしれませんね〜。

私自身は、いかに低資金で効率を追求できるか?をテーマに今後も研究していきたいと思っています笑

トレシズの「シストレ・相場関連」の記事

前々記事:二週連続で連休ですね〜。
前の記事:リバウンド相場はいいものですね〜。
今の記事:最適分散投資についての個人的な所見です。
次の記事:最近の相場の所見
次々記事:11時半まで場が開いていると何か変な感じですね苦笑

おすすめ記事

仕掛けタイミングと余力

逆張り買いは要するに、「大底で一番厚く張れれば勝てる手法」と思っていたりします…

コロナウイルス関連について

最近はコロナウイルス関連の話題が増えていますが、「個人的にはこのあたりをどう考…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る