イザナミに半リアルタイム株価をインポートする方法

分足でのシステムトレード戦略構築をお考えの方には、

私自身はタワーがおすすめです笑

これは1分遅れの全市場全銘柄の半リアルタイム株価を取得できるサービスで、

有料ではあるのですが、私自身プログラムを構築するのを避けたいため使っています（ｺﾗ

何が便利なのかといいますと、無料のタワーベースというソフトと組み合わせますと、

全市場全銘柄の半リアルタイム株価CSVが自動的に更新される点ですね〜。

完全なリアルタイムではないためスキャルピングには向いていないと思われますが、

イザナミ＋デイトレスイング（比較的長い周期のデイトレ）

に使う分には全く不自由はないと思いますね〜。

リアルタイム株価データベース「タワー」
http://www.tower.bz/main/

タワーベース
http://www.tower.bz/soft/towerbase/

タワーのメリットとデメリットを書いてみますと、

■タワーのメリット
・自分でプログラムを構築することなく半リアルタイム株価のCSVデータを1分毎に取得できるため、イザナミに対応させやすい
・四本値の他、信用残・株式分割・銘柄変更データも取得できる

■タワーのデメリット
・有料である点（月額1,890円）
・完全なリアルタイム株価ではない点（1分遅れ）

といった感じでしょうか。

プログラムが組める方の場合には岡三RSSか楽天RSSの方がいいのではないかと思いますが、

私のように手抜きをしたい方は（？）タワーがおすすめです笑

タワーで取得した半リアルタイム株価のCSVデータをイザナミにインポートするには、

さすがにちょっとしたプログラムが必要になると思いますが、

自動発注ツール開発ほどの手間ではないと思いますね〜。

■タワーCSVのフォーマット
1列目： 銘柄コード
2列目： 市場コード
3列目： 銘柄名
4列目： 始値
5列目： 高値
6列目： 安値
7列目： 終値
8列目： 日付
9列目： 最後に値が付いた時間
11列目： 出来高

■イザナミのインポートのフォーマット
1列目： 銘柄コード
2列目： 市場コード
3列目： 始値
4列目： 高値
5列目： 安値
6列目： 終値
7列目： 出来高

これは私自身のメモ用としての意味もあるのですが（ｺﾗ、

おそらくタワーCSVをイザナミ対応形式に変換するには、

（1）指数系（日経平均等）、投信系のデータを削除
　↓
（2）複数の市場に上場している銘柄（同じ銘柄コードなのに複数の市場コードがある銘柄）の場合には、最も出来高が多い市場以外のデータは削除
　↓
（3）市場コードを、タワーの1といった数字から、イザナミの東証1部といった文字に変更する
　↓
（4）タワーCSV側の不要な列を削除し、イザナミのフォーマットに合わせる
　↓
（5）完成したCSVファイルを、イザナミの左上「ファイル」→「株価データの仮想インストール」でインポートする
　↓
（6）あとはイザナミでスクリーニングor検証するのみです。

上記手法を使うと何ができるのかといいますと、

・当日に上昇している銘柄や下落している銘柄のみに仕掛けることができる
・当日の株価を使って実際に検証できるため、前日の株価を使う戦略よりも一層効率のいいシグナルを出せる可能性がある
・たとえば売買対象を、「実際に当日に高値ブレイクアウトしている銘柄」等に限定できる
・当日の安値→高値（率）が小さい銘柄等もスクリーニングできるため、損切り幅をある程度コントロールできる
・また、10時等定時にスクリーニングすることにより、既存戦略をパワーアップさせる手法も見つかる…かもしれないと考えています（ｺﾗ

などが考えられましたが、他にもいろいろメリットが考えられると思いますね〜。

問題点としましては、

・過去の有効性を調べようがない（ｺﾗ
・そのため、自分の実際の運用成績を見ながら試行錯誤する必要がある

などがあるでしょうか苦笑

私自身今は戦略開発を優先しておりますためまだ上記手法までは手が回っていない状況ではあるのですが、

折をみてチャレンジしてみたいですね〜。