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イザナミにおける単月単利検証と、検証開始日の設定テクニック

トレシズ運用方法
イザナミにおける単月単利検証と、検証開始日の設定テクニック

あくまで個人的なスタイルとしましては、

戦略の運用開始前に、

「単月単利」

で徹底的に検証する場合が多いですね。

イザナミにおける単月単利の設定方法

イザナミにおける単月単利の設定方法

最適分散投資ファイルにおきまして、

この設定で検証する感じですね。

もちろん、四半期単利検証などもありです。

単月単利検証で何が分かるのか?

一番は、

  • 運用開始日による序盤の成績の差
  • 序盤にどれぐらいのDDが発生する可能性があるか?

といった点を把握する目的が強いですね~。

単利単月_良い時期

こういった良いスタートとなる時期であれば、



理想的です笑

※図は爆億フルです。

単利単月_悪い時期

ただ毎回そううまい時期に開始できるわけでもなく、

時期が悪い際には、



こういった序盤の動きになる場合もあります汗

これはコロナショック時ですね。

個人的に最適分散投資の設定でよく使うテクニック

個人的に最適分散投資の設定でよく使うテクニック

たとえばですが、

  • 総資金600万ファイルを使う場合
  • かつ、単月単利検証/四半期単利検証でDDが150万だった場合
    ※これはもちろん、通年検証における過去最大DDでもいいと思います。

と仮定します。

この際には、

私の場合ですと、

(1)証券口座には750万入れる(総資金600万+DD用資金)
(2)そして、最適分散投資ファイルの検証開始日をやや過去の日付にする
(最終日時点で150万ぐらい利益となっている日付に設定する)

といった手法をよく使います。

爆億_検証開始日1

爆億(爆億フル_レバレッジ3倍_600万※標準.opt)の場合ですと、

大体2022/09/09~にすると+150万となりますね。

爆億_検証開始日2
爆億_検証開始日3

なぜ最終日時点でDD分(今回の例では150万)ぐらいの利益となっている検証開始日に設定するのか?

なぜ最終日時点でDD分の利益となっている検証開始日に設定するのか?

余剰資金を設けていない場合、

たとえば600万スタートで、

50万のDDとなったら、

550万のパワーになってしまいます。

※こちらはDD幅は抑えられやすい一方、DDからの回復速度が遅い設定です。
元本割れでない時は単利である一方、元本割れ時は複利になるイメージです。

一方、余剰資金(150万)を設けた場合、

150万以内のDDであれば、

600万のパワーを出せるわけですね。

※こちらはDD幅は抑えられない一方、DDからの回復速度が早い設定となります。
元本割れ時も単利で運用している、というイメージですね。

上記どちらを選ぶかはお好みの話となってきますが、

私自身がよく使うのは後者の手法です。


これは、

  • 完全な単利の方が実力を把握しやすいため
  • また、停止ラインも把握しやすいため
  • DD中でもパワーを落としたくないため
  • 証拠金に余裕があった方が、発注の際に余力不足になるケースが減るため
  • また、レバレッジもかけやすくなるため

などの理由が大きいのかもしれませんね~。

爆億_停止ライン

例としましては、

たとえばグラフの赤いラインまで到達したら停止するなど、

ルールを決めやすくなるのが直感的、

とも考えております。

トレシズの「運用方法」の記事

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