シストレ駆け出しの頃にはまる罠(70) 個人的に考える、シストレのフロー
「シストレでうまくいかない」
こういった焦燥感につきましては個人的にも痛いほど分かるところでして、
私自身思いっきり歩んできた道でもあります苦笑
これはなんといいますか、
時々書かせていただいているのですが、
全ての戦略の成績が良ければ完璧なものの、
たとえば「資金量」などの要素によっても戦略の成績は変化してしまうところがあり、
個人的にも、
「資金量を問わずなるべく一定成績に近づける」
という手法を日々研究していたりします汗
その上でですが、
やはりシストレで一番NGなのは、
「戦略をとっかえひっかえではないか?」
と思っていたりしますね汗(コラ
一年ほど横ばいという時期が発生する戦略は意外とあるもので、
実際のところ、
…一年ほど横ばいというのはきついものです苦笑
私自身、
ポートフォリオ内にそういった戦略もあるものの、
やはりそういう戦略には期待していないといいますか、
あまり日々の成績を見ていなかったりします。
ただそれでも停止しないのは、
そこに発生するコストが、
「日々の労力のみ」
だからかもしれませんね。
損益が極端にマイナスでなければ、
期待をしなければ別に労力以外のコストはかからない、
という観点で継続している感じかもしれません。
ただそういった戦略もいつ噴くかは分かりませんし、
実際に噴いた時に、
「継続していて良かったなぁ」
と心から思うものでもあります苦笑
あくまで私自身が考えるシストレの勝ち方のフローは、
以下のような感じかもしれません。
(1)まずはロットを抑えた上で、順張り買い、逆張り買い、売りなどいろいろ運用して試してみる
これは要するに、自分自身の相性を調べる目的です。
「どういった手法が自分に合っているか?」
という点を把握するのは非常に大事なためですね。
↓
(2)手法の絞り込み
・どの手法が好みか?
・また、どの手法の成績が良いか?
という観点で、
数か月単位でチェックしていきます。
たとえばスリッページが苦手と感じ、
逆張り買いがいいなと感じましたら、
思い切って逆張り買い一本に絞るのもあり、
と思っているほどですね。
手を広げるのは1つの道を極めてからでも遅くはないと思っています。
↓
(3)安定してきたらロットを増やし、かつ別な手法を追加する
逆張り買い一本で勝てるようになってきましたら、
次は「効率」を考える段階かな、
と考えます。
小ロットで続けてもやはり物足りないものですし、
逆張り買いが得意な場合には、
「逆張り買いの効率を最大限に引き上げる」
というテーマで考えるのがいいのではないか?
と考えております。
そして、
別な手法を考えるのはこの段階だと思っていたりしますね。
相場で完璧を望むのはかなり大変ですし、
こういった感じで手を広げるのは、
「1つの手法を極める=コア戦略を見つける」
という点を実現してからで十分、
と思っていたりします汗
前々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(68) 序盤は、常にフルポジションにする必要は全然ない
前の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(69) 「投入しすぎ」が負ける要因である場合が多い
今の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(70) 個人的に考える、シストレのフロー
次の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(71) シストレは追撃が大事?
次々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(72) 再現性の高さを考慮に入れる