シストレ駆け出しの頃にはまる罠(71) シストレは追撃が大事?
個人的に、
シストレで重要視しているのが、ズバリ
「追撃」
です(ぇ
なぜかといいますと、
逆張り買いにしても何にしても、
「100%タイミングを合わせることは不可能だから」
という理由ですね汗
100%タイミングが合うというのは、
言うなれば
「聖杯」
です苦笑
多くの方が、
序盤その聖杯を求めて大量にバックテスト検証するのではないか?と思っていたりするのですが、
いずれ、
それが無理な事に気づく場合が多いのではないか?
と思っていたりします。
もちろんトレード毎勝率を100%近くに上げることは可能なのですが、
そういった手法の場合多くは、
…コツコツドカン型になります汗
つまり、90%以上勝てても、
食らう時に破産しかねないほど食らう、
そういう戦略になりやすいということですね。
このあたりは、
ペイオフレシオが低いほどそういう傾向がありますので、
ペイオフレシオはチェックした方がいい指標の1つだと思います。
0.5以下などでなければ、
そこまで極端なものではないと思います。
それはさておき、
「トレード毎で100%勝てないのであればどうするか?」
という観点ですが、
あくまで私の場合ですと、
「トレード毎で100%勝つのは無理。そうではなく、月単位での勝率で100%を目指す」
という考え方が主体だったりします(ぇ
これはもちろん、
月単位ではなく年単位などでもいいとは思うのですが、
たとえば6か月連続マイナスなどは、
…資金がもつかどうか分かりません苦笑
資金が潤沢な場合にはもっと長期的に考えられる場合もあるとは思うのですが、
一般的にはやはり、
月単位である程度は勝てないと、
・シストレ継続のためのモチベーションが続きにくいのではないか?
・また、資金量的にももたないのではないか?
と思っていたりします。
「月単位で勝つためにはどうするか?」
という観点ですと、
あくまで個人的には、
「1戦略単位で見ないことが重要」
だと思っていたりしますね〜。
大事なのはトータル、
という考え方です。
1戦略で逆張り買いで仕掛けた銘柄がたとえ底抜けたとしましても、
他の戦略で取れればいいじゃないか、
という考え方ですね。
逆に、
1戦略単位で完全にタイミングを合わせようとしても、
それは無理だと思います汗
これはなんといいますか、
超一流の株の先人達ですら、
一日単位では100%は勝てないことからも明確です。
そういった観点で、
「複数戦略による、同一銘柄への時間分散が非常に大事」
と考えておりますが、
これを実現するために必要なのは、
・日々余力を確保すること
・仕掛ける深さを変えた複数の戦略を用意すること
だと思っていたりしますね〜。
追撃の仕掛けにより、
負けトレードが勝ちトレードに変わることは非常に多いです。
ただ一方、
最悪な結果も想定して、
複数の戦略で同一銘柄に仕掛けた際のリスクをある程度のレベルに抑える、
といった工夫も必要、
と思っていたりしますね〜。
これはあくまで個人的な考えではありますが、
資金がある程度大きい場合、
1銘柄に全力で行ってはダメだと思っております苦笑
ただ逆に、
資金が小さい場合には集中投資もあり、
と考えるタイプかもしれませんね。
前々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(69) 「投入しすぎ」が負ける要因である場合が多い
前の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(70) 個人的に考える、シストレのフロー
今の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(71) シストレは追撃が大事?
次の記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(72) 再現性の高さを考慮に入れる
次々記事:シストレ駆け出しの頃にはまる罠(73) 最適化不足の場合も考慮する