シストレ駆け出しの頃にはまる罠(72) 再現性の高さを考慮に入れる
あくまで個人的な考えですと、
「誰かしら成功している人の手法を真似るのは1つの手」
と思うんですよね。
ただ、誰かしら先人の手法を真似る場合、
「再現性の高さ」
が重要になってくると思います。
私自身も著名トレーダーの手法等をいろいろ研究したのですが、
当然ながら、
…まったく分かりません汗(ぇ
「え、なんでそこで日経平均先物を大量に空売るの?汗」
といったシーンも結構多いですし、
私自身の技量ではシステムに落とし込むことができなかった感じですね〜苦笑
バフェット氏の手法に至っては、
…本当に全く分かりません汗(コラ
もちろんこのあたりを研究することは無駄ではなく、
新たなシストレ戦略開発時にはきっと役立つとは思うのですが、
私自身が行きついたのは、
「待つも相場」
ということです(ぇ
要するに、
シストレで大きく食らう場合が多いのは、
ズバリ暴落相場です汗
「シンプルに暴落相場で休むだけで勝てるのではないか?」
という考えに行きついたのが、
まさにリーマンショックの頃ですね苦笑
もちろん、
暴落相場でずっと休み続けるというのはなかなかきついもので、
私自身はそれに完全には耐えることができなかったため、
逆張り買いと売りを併用するという手法に行き着いた感じですが汗
こんな感じで、
今シストレで勝てない人におすすめする1つの考え方が、
「待つも相場」
です。
たとえばですが、
下落トレンドだと考えられる時期、
つまりは一例としてスイングキュル3LUのシグナルが出ない時期等は、
休むのも1つの手と思っているほどですね〜。
これは結構再現性が高いと思います。
といいますのも、
…スイングキュル3LUのシグナルが出ない時期は他戦略のシグナルも出さなければいい、
というだけだからですね汗
でも、たったこれだけで、
2020年2月〜3月の暴落相場では一切食らわない形になると思います。
もちろん、
「毎日シグナルが出ないのはきつい」
といった感覚も必然だとは思っておりまして、
待つも相場スタイルは結構人を選ぶ、
とは思っていたりしますね〜。
また、ある意味相場の半分を捨てているため、
資金効率的には至高の手法ではない、
とも言えると思います。
ある部分は妥協した手法とも言えますが、
ただこれほど再現性が高い手法はない、
とも思うことは確かですね苦笑
2008年、2011年、2020年の各暴落ではほぼ食らわないだろうと想定されるため、
相場で生き残るという目的には特化した手法です(ぇ
実際私自身も暴落相場でシグナルを出していないわけではなく、
暴落相場では暴落相場用の戦略を、
リスクを落として使っている感じです。
個人的な感想としては、
このスタイルは暴落相場で大きく食らうことが少なく、
自分には合っていると感じます笑
(※注:ただし、長期シストレのみは暴落相場で大きく食らいます汗 長期シストレはそういうものだからですね。)
あくまで上記は1つのスタイルというだけですが、
誰かしらのスタイルを真似る際には、
「再現性の高さ」
を考慮に入れる必要がある、
と思っていたりしますね〜。
待つも相場の場合、
…待つのが苦行です(ぇ
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