システムトレードブログ

順張りと逆張りの、有効な手仕舞い方法のパターン

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

ニッパー様にリクエストをいただきましたので、記事にさせていただきます笑

これはいろいろ考えてはみたのですが、なかなか難しいですね〜汗

個人的には、順張りと逆張りの手仕舞いの差というよりは、

「上昇トレンドと下落トレンドの手仕舞い方法の差」

という方が分かりやすい気もします(ぇ

順番に個人的な考え方を書かせていただきます。

まずは上昇トレンドにおける順張り買いと逆張り買いの手仕舞い方法についてです。

たとえば直近50日間の高値をブレイクアウトしたら仕掛けるような買い戦略の場合、

直近50日間の高値を超えてしまえば目先の上値抵抗はない形になりますよね。

そのためこの場合ですと上値はある意味無制限となる可能性がありますので(もちろんある程度のレベルでですが汗)、

基本的には一定利益を確保しつつ利を伸ばすトレーリングストップか、

もしくは3日持ち越しなど、比較的日数長めの持ち越しに向いた位置だと思います。

一方上昇トレンドにおける逆張り買いの場合ですと、

こちらはチャートの位置によって変化すると考えます(ぇ

たとえば上昇トレンド中の銘柄の押し目などを狙う感じの場合、

たとえば直近高値が1500円、25日移動平均線が1000円だとしますと、

押し目ではおおよそは1100円あたりの位置で買いを仕掛ける場合が多いと思います。

こういった際には、もちろん1000円を割り込むようであれば押し目ではないので損切りですが、

難しいのが逆に順調に上昇した場合ですね〜苦笑

1500円で失速するのか、それとも1500円を超えてくるのかどうかは、

もちろん銘柄によって異なるため非常に難しいところです。

こういった際に私の場合はどう考えるかといいますと、

「こういった逆張り買いで上値抵抗がある場合には、上値抵抗の直前で売りたい」

と考えます(ぇ

といいますのも、

「もし上値抵抗を超えてくれば、今度は順張り買いでシグナルが発生するであろう」

と考えられるためですね〜。

そのためですが、個人的には逆張り買いにはブレイクアウトは期待せず、

上値抵抗到達前に手仕舞い、というのが結構好みだったりしますね〜。

上記をまとめますと、

・上昇トレンドにおける順張り買いは、損失を抑えることは必須ではあるが、保有日数は結構好みで選べる
・上昇トレンドにおける逆張り買いは、保有日数は基本短期

というのが個人的な好みです笑

逆に下落トレンドではどう考えるかといいますと、

まず最初に、順張り買いは下落トレンドには全く向かないと考えます(ぇ

これはいつも書かせていただいていることではありますが、

順張り、つまりはトレンドフォローの観点ですと、

「下落トレンドにおけるトレンドフォローとは順張り売りである」

ということになるためですね〜汗

そのためですが、下落トレンドではあまり順張り買いには期待できないとは考えておりまして、

もちろん下落トレンドでシグナル数が減る順張り買いであれば優秀であると考えます。

一方、下落トレンドにおけるリバウンドをとるために必要なのが逆張り買いではありますが、

これが非常に難しいですね汗

仕掛けたあたりが底であればいいのですが、下落トレンドでは下値にサポートラインがない場合が多いため、

下手したら底無し沼です汗

…ざわ…ざわ…的な感じですね(コラ

ただ一方、下落トレンドにおける逆張り買いは、

「仕掛けた初日にはDDとなり、翌日に猛反発」

という動きを見せる場合も少なくないものです。

そのためですが、

「逆張り買いでは、仕掛け初日のDDは許容する必要があるのではないか?」

と読んでいます(ぇ

ただ一方、翌日も反発する気配がないようであれば底無し沼なのでただちに切る必要があるとも考えます汗

そのためですが、上記のような点から、下落トレンドにおきましては、

・仕掛け初日はDDを許容する必要がある
・仕掛け日の翌日の序盤もDDを許容する必要があり、ただ終値ベースで陽線をつけないようであればその銘柄を切る必要が生まれてくる
・うまいこと反発した場合には、下落トレンドでは基本的には25日線が上値抵抗となる場合が多いので、基本的には短期保有がベースとなる

といった感じでしょうか。

以上のような点を、完全に好みに基づいて考えますと、

■上昇トレンドの場合
・順張り買いにおける保有日数は自由、ただし損失は一定レベルで抑える必要がある
・逆張り買いは短期

■下落トレンドの場合
・順張り買いには向かないため、できれば自動的にシグナルが減少するような戦略がベスト
・逆張り買いは短期

といった感じで、逆張り買いは常に短期というのが個人的な好みです笑

とはいえ、上記はトレードのスパンによっても変わってくる要素ですし、

また私のような数日単位の短期戦略を好む場合のお話とお考えいただければと思います汗

なお、ヒノカグ【リフレクト】につきまして、本日審査申込させていただきました笑

結果はどうなるか分かりませんが、進展がありましたらブログに書かせていただきますね。

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

前々記事:個人的な最近のフォワードテスト方法
前の記事:個人的には戦略単体で検証するのが好みです(ぇ
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