システムトレードブログ

順張り買いと逆張り買いのスイッチ

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

相場によって、

順張り買いと逆張り買いのシグナル量にだいぶ差がある場合がありますよね。

たとえば逆張り買いのシグナル量が多い時には、

「順張り買いは停止して逆張り買いに100%資金を割り当てたい」

といった場合も結構あるものです。

こういった順張り買いと逆張り買いの資金比率の変更について個人的にどう考えているかといいますと、

「まず間違いなくあり」

だとは思っていたりします(ぇ

と言いますのも、

私自身が最近、

「資金効率」

という要素を非常に重視しているためですね〜苦笑

「寝ている資金があるのなら、活用したほうがいい」

という考え方主体のせいかもしれません。

肝心なスイッチ方法ですが、

「順張り買いの調子が最近悪いから停止して逆張り買いだけにしよう」

という裁量的な考え方は、

あまり好ましくないとは思っています(ぇ

これはもちろん、

裁量が上手い人の場合はそれでいいと思うのですが、

そうではない場合前提のお話ですね汗

なお、個人的には、

…順張り買いと逆張り買いのスイッチはしていません(ぇ

とにかく、全シグナルに仕掛けるスタイルです苦笑

とはいえ、

相場の根本を考えますと、

・相場が上昇している際には順張り買いシグナルが増えるのが自然
・相場が下落している際には逆張り買いシグナルが増えるのが自然

とは思っておりまして、

日々のシグナルが上記のようになっていさえすれば、

そんなに問題はないのではないか?

とは考えていたりしますね〜。

なお余談ですが、

私自身がランキング機能をそこまで多用しないのは、

上記の理由によるためです。

ランキング機能を使いますと、

日々のシグナル数が一定になってしまうので、

相場上昇時や下落時にシグナル数を増やす、ということが難しくなってしまうためですね。(組み方にもより、絶対に無理というわけでもないですが汗)

一方、トレンドに依存しない戦略では、

ランキング機能はありだと思っています。

…話が反れましたが苦笑

ただもちろん、

「余力的な問題で、相場によって順張り買いと逆張り買いの比重を変えたい」

という場合もあるのではないかと思っています。

こういった際には、

個人的には以下のような対策を考えるかもしれません。

(1)新興などの指数が上昇基調の際には順張り買いを増やし、下落基調の際には逆張り買いを増やす

ポートフォリオバランスにもよるのですが、

シストレではボラがある銘柄を狙う場合が多いので、

成績的に、

マザーズ指数やジャスダックインデックスの動きに影響される場合が多いのではないか?

とは思っていますね〜。

そのため、

「マザーズ指数やジャスダックインデックスが上昇基調にあるときは順張り買いを増やす」

といった対策が考えられるかもしれません。

上昇基調にあるかどうかを判別する方法はいろいろありますが、

・終値が5日移動平均線より大きい
・25日移動平均線が1日前よりも大きい
・RSI(25日)が60より大きい

などといった感じで、

あとはこれらを相場情報機能に落とし込み、

条件を満たさない場合にはシグナルを停止したり、

もしくはロットを落とすようなイメージですね。

(2)順張り買いと逆張り買いのシグナル数で判別する

最終日の仕掛けシグナルを見ますと、

やはり強い相場では順張り買いのシグナル数が増えますし、

弱い相場では逆張り買いのシグナル数が増えやすくなります。

これを利用しまして、

最適分散投資のフィルタ設定などの機能を使いまして、

たとえば

「順張り買いのシグナル数が5より少ない場合には順張り買いのシグナルを出さない」
「順張り買いのシグナル数が20より多い場合には逆張り買いのシグナルを出さない」

といった感じで、

シグナル数ベースで考える方法もあります。

個人的にはやはりといいますか、

このあたりの切り替えを裁量でやるのはあまり好きではないので、

徹底的に検証した上で、

イザナミで設定してしまう、

というやり方が好みですね〜笑

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

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