下がっている時期は仕掛けを見送るという考え方
逆張り買いの初心者向けの手法としまして、
「下がっている時期は仕掛けを見送る」
という考え方も1つ、
とは思っていたりしますね〜。
これは要するに、
日経平均等が大陰線等を付け、
どこまで下がるか分からないという時期には仕掛けを見送り、
オーバーシュートとも言える大幅な下落をした後、
陽線などを確認してから初めて仕掛ける、
というやり方です。
この手法の欠点としましては、
・下げの後のちょっとしたリバウンドを取れない
という点がありますが、
ただメリットとしましては、
・オーバーシュート前に大きな損失を食らいにくいため、余力が残りやすい
という点が考えられます。
要するに、
「細かいところは無視し、確実に取れそうなとこだけ仕掛ける」
という、
シグナルを絞るやり方ですね。
個人的に好きな格言でもある、
「待つも相場」
と共通するところはあります笑
こういう手法をどうやって実現するか?
という観点ですと、
結構いろいろな方法が考えられます。
たとえばまっさきに思いつくのが、
「日経平均が〇日間で−△%下げたら仕掛ける」
といった手法ですね。
もちろん△の数字は、
ある程度は大きくする必要があります。
シストレで取りやすいのはやはり、
「下げている最中よりは、下げがある程度落ち着いてからのリバウンドの時期」
だと思いますので、
ある程度相場が下がり切った時点で余力が残っているのは、
大きなアドバンテージになる、
と考えられます。
もちろんどこが底かは誰にも分かりませんので、
相場が下がり切ったように見えても底ではない場合もあり、
そういった場合には少なからず食らいますが、
仕掛けないタメの時期がある分、
通常よりは余力が残るはずです。
こういった感じで、
逆張り買いでは特に、
「余力を残しておく」
という考え方が結構大事ではないか?
とは思っていたりしますね〜。
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