寄り引け型デイトレード戦略の利回りが上がる可能性のある手法
今日は、寄り引け型デイトレード戦略、または引けで決済する戦略の利回りが多少上がる可能性のある手法について書いてみます。
引けで決済するのは1dayショート_ma1ぐらいのものですが、
デイトレード戦略を運用中の方は一考の余地がある手法です。
それは、IFD注文やUターン注文を使って、
「買い戦略の場合には手仕舞い日のストップ高に自動的に指値を入れること」
です。(売り戦略の場合には手仕舞い日のストップ安に指値を入れる形になります。)
引けで決済するタイプの戦略の場合、買いの場合ですと利益の限界値は当日のストップ高ということになります。
めったにないですが、場合によっては手仕舞い日に一瞬だけストップ高を付け、大引けでは急落して終わるような形もあるかもしれません。
そういった際に、ストップ高に指値を入れておけば、引けで決済するよりも利幅が大きくなる、というイメージですね笑
約定を確認してから再度ストップ高やストップ安で指値を入れるのは大変ですし、朝に時間がある方でないと厳しいため、
証券会社の機能を使うのが便利だと思いますね〜。
前日の段階で、翌日寄成+ストップ高に指値を入れるといった注文ができる証券会社としましては、ライブスター、カブドットコム、マネックスなどがありますが、
売買手数料を考えると断然ライブスター証券が割安だと思いますのでおすすめです。
■ライブスター証券で、翌日寄成+ストップ高に指値を入れる方法
(1)「取引」画面に行き、「IFD」タブをクリックします。
(2)普通に仕掛ける銘柄や株数を入力し、執行条件は「成行」とします。
(3)「DONE-SIDE」の執行条件を「指値」、価格に翌日のストップ高の値を入力し、注文します。
上記の手順で約定後に自動的にストップ高の指値注文も発注されるため、非常に便利です笑
なお、私の場合は上記手法は使っていません。
これはなぜかといいますと、私の場合マイルールで、
「引けで決済する買い戦略の場合、大引け近くの段階で買い数量が売り数量の5倍を超えるようなストップ高の場合には、翌日まで持ち越す」
と決めているためですね〜。
完全に当日に手仕舞うか、もしくは上記のような場合には持ち越すかもマイルールとして決めておくといい要素だと思います。
完全に当日に手仕舞うと決めている方の場合には、上記のIFD注文が非常に有効だと思います。
おまけで、会社員の方など、「日中に場を見ることが一切できない」という方でも、デイトレード戦略を運用することは可能です。ただ、カブドットコム証券を使いますので、売買手数料は割高となってしまいますが苦笑
■日中場を見ることができない方が寄り引け型デイトレード買い戦略を運用する方法
(1)カブドットコム証券の口座を開設します。
(2)まずは普通に成行注文を設定します。
(3)次に、その注文に対してUターン注文を設定し、不成注文で指値に翌日のストップ高の値を入力します。
これだけで、仕掛けと手仕舞いを同時に行ってくれますので、日中場を一切みないでも寄り引け型デイトレード戦略を運用することが可能です。
売り戦略の場合には、翌日のストップ安の不成注文ですね。
カブドットコムは、売買手数料が下がれば本当に便利な証券会社だと思います笑
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