システムトレードブログ

今のような相場におけるポートフォリオの調整方法

トレシズシストレ・相場関連

今はなかなか難しい地合だとは思っていたりしますね〜苦笑

特に私のトレード日記側のポートフォリオは順張り主体ですので、

今のようなボックス相場を苦手としています苦笑

「順張り買いの成績が思わしくない…何かしら対処方法はあるのだろうか?」
「今は買うべきか?売るべきか?」
「今のような相場におけるポートフォリオの調整方法を知りたい」

こういった疑問がある方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今日はこのあたりに関する個人的な考えを書かせていただこうと思います笑

…とは言いつつも、かなり机上の空論も含まれておりますので、

あくまでご参考程度にとどめてください苦笑

まず順張り買いですが、

1つの手法としましては、

「順張り買いは日経平均が25日線上にいる場合のみシグナルを出すようにする」

というのが考えられます。

ここ最近で順張り買いで取りやすかったのはやはり9月の相場でしょうか。

建設株や五輪関連銘柄が暴騰し、順張り買いが非常に機能した月でした。

この9月相場もはやはり日経平均が25日線上だったのが特徴的ですね〜。

相場が上がりやすい時期というのはやはり

「多くの人が勝っている時期」

とも考えられますので、

「日経平均が25日線上にある=直近25日間で勝っている人が多い」

こういう時期に買いで攻めるのは、結構理にはかなっていると考えられます。

一方今の時期はといいますと、

日経平均は25日線下にいますので、

どちらかといいますと逆張り買いの方が機能する時期かもしれませんね〜。

個人的にはコキュートス(L)にこの役目を担わせているわけですが、

私の場合ですとこういった逆張り買いを1つはポートフォリオに入れたいところだとは思っております。

そしてポートフォリオの調整方法についてですが、

ここはいろいろな考え方があるところだとは思います。

そういった中で、

「トレンドに応じて各戦略のバランスをなるべく自動的に調整する手法」

として考えられますのは、

個人的な案としては以下のような感じです。

(1)全ての順張り買いを、日経平均が25日線上にある場合のみシグナルを出すようにカスタマイズする

これは相場情報を使う感じですね〜。トレシズ戦略では結構これが導入されているものが多いですのでご参考にいただけると思います笑

こうしますと、少なくとも2008年のような相場や、震災のような相場での被害がだいぶ抑えられると考えられます。

また、2013年初頭のような上昇トレンドでは、しっかりシグナルが出ます。

(2)逆張り買いを1つはポートフォリオに導入する

順張り買いはどうしてもボックス相場や下落トレンドのリバウンドに対応しにくいものですが、

こういった際にはやはり逆張り買いが便利だと思っています。

2011年の震災相場の際のようなリバウンドを狙うのもやはり逆張り買いですね汗

下落トレンドでは日経平均が25日線下にある場合が大半ですので、

この例ですと、下落トレンドで発動する買いはこの逆張り買い1つのみになります。

もちろん想像を絶する下げには逆張り買いでも対応できない場合が多々ありますが苦笑、

とはいいつつも、順張り買いは停止しているため、

被害としてはこの逆張り買いの分1つのみとなりますので、比較的リスクは抑えられると考えられます。

(3)売り戦略は、日経平均が25日線上にある場合には1つだけにする

売りの場合ですと買いの逆になると考えられます。

やはり売りで取りたいのは2008年のような相場や震災相場などと考えられますが、

こういった際にはやはり多くの場合日経平均が25日線下にあります。

そのため、売りの場合は日経平均が25日線下にある場合のみシグナルを出すような手法が考えられます。

こうしますと、上昇トレンドにおける売りの被害はかなり抑えられると思います苦笑

ただ一方、2013/5/23のような上昇トレンドからの急落時にはやはり売りでないと対応できないため、

何かしら1つは売りがあるといいのかもしれない、とは思っていたりしますね〜。

どういう売り戦略がいいのかといいますと、

私自身のさまざまな検証上ですと、

「チャート上方を狙う売り戦略」

が期待値が高い場合が多いようですね〜。

トレシズ戦略でいいますと、コキュートス(S)かメテオフォールのような感じです。

これも逆張り買いのお話と同様、

2013年初頭のような強烈な上げの際には、売りでくらうのは避けられないかもしれません苦笑

ただ、こういった上昇トレンドでは日経平均が25日線上にありますので、

大半の売り戦略は停止しており、動いているのは上記チャート上方を狙う売り戦略1つのみです。

そのため、被害としてはこの売りの分1つのみとなりますので、比較的リスクは抑えられると考えられます。

…と、いろいろ個人的な案を書かせていただきましたが苦笑

もちろん結果は分かりませんが、個人的な推測では、

上記手法はボックスでは結果が出ないかもしれませんが、

明確な上昇トレンドや、明確な下落トレンドでは結果が出やすい手法ではないか?

とは考えていたりしますね〜。

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