システムトレードブログ

(51)自分が決めた停止ラインを超えて運用を停止した場合、そのストラテジーはお蔵入りになるのでしょうか?

トレシズ販売戦略・成績のQ&A

いや〜、相場以外でびっくりしました苦笑

29都道府県で大雪とのことですが、

みなさん大丈夫でしょうか?汗

雪にはしゃぐのは子供のうちだけかもしれませんが、

それはそれであの頃のピュアな気持ちを失ってしまったような気もします苦笑

シストレに対してはピュアな気持ちで臨みたいですね(ぇ

…無理やりこじつけたような気もしますが苦笑

今日はよくあるご質問と回答シリーズです。

■自分が決めた停止ラインを超えて運用を停止した場合、そのストラテジーはお蔵入りになるのでしょうか?

ブログにもいつも書かせていただいておりますが、

「運用前に、ご自身の運用停止DDを決める」

という事を書かせていただいております。

この意味合いとしましては、もちろんリスクを限定する目的もありますが、

「そのDDに到達するまでは継続する」

と目標をたてるといった意味合いもあったりします。

そして、もし停止ラインに到達してしまった場合、

いろいろな選択肢が考えられますよね。

(1)ストラテジーをカスタマイズする
(2)そのストラテジーは捨てて、別なストラテジーに変更する
(3)元金に戻るまでは株以外でお金を作り、補充完了するまで停止しておく
(4)マーケットから足を洗う(ぇ

私の場合ですと、(1)(2)の可能性は多少ありますが、

基本は

(5)資金量を落として継続する

の場合が多いかもしれませんね〜。

次点で、

(6)そのストラテジーだけ停止する

です(ぇ

…どんどん項目が増えていきますが(コラ

まず(5)についてですが、

瞬間的なDDといいますのは、時として異常な値になる場合もあります。

さきほど拝見させていただいたのですが、

私自身尊敬させていただいております某著名システムトレーダーの方でも、

現在逆張り買いでDD−18%に到達しているとのことです汗

現在の相場は

「年に1回あるレベルの暴落」

という評価のようですので、

おそらくは2013年5月レベルに近い暴落とは言えるのかもしれません。(ただ、2013年5月ほどでもないとは思っております苦笑)

私自身の経験上ですが、

ストラテジーのDDというものは20%程度はあっさり超える場合がよくあります(ぇ

そして、

一般的な方の、運用が厳しくなるラインは、

「10%を超えたあたりで結構厳しくなってきて、20%を超えるとすぐにでも投げたくなるレベル」

といった感じかもしれません汗

私自身はどうなのかといいますと、

上記に15%を足したイメージです苦笑

よく書かせていただいておりますが、

停止した途端に

「自分が停止したそこが底」

とでも言わんばかりのリバウンドを見せる場合が多々あります汗

実際のところ、

「これは嫌がらせか?」

としか思えない動きをする場合がありますが、

今ではこれがマーケットというものだ、と割り切っている感じですね〜苦笑

これは私自身の考えで大変恐縮ではあるのですが、

DD10%程度で停止というのは早すぎると考えております(ぇ

また、20%も早いです。

30%を超えたら…さすがに停止が頭をよぎるのはやむなしだと考えます苦笑

DD10%というのはノイズの範囲であり、

ここでやめてしまうと勝てるようにはならないとは考えていたりしますね〜。

そのためですが、個人的には、

「運用停止ラインとするDDは、ロジックによっぽどの難を感じない限りは最低20%以上」

と決めております。

その上で、停止ラインに到達したらどうするか?についてですが、

このあたりは戦略によって変わってくると思いますが、

・ONBだったら、停止して後は何もしないと思います苦笑
・上方ブレイクでしたら、総資金を2/3などに落として継続する可能性が高いと見ます。

この差は何なのかといいますと、一番は

「その戦略に対する信頼度」

ですね〜。

一言でいうと、ONBには信頼がないので停止したいというだけです苦笑

また、そこまでのDDになるのは、

「地合が相当悪い可能性が高い」

とも考えられます。

1戦略を停止しますと、その戦略分の資金はキャッシュになります。

「地合が悪い時は守るべきとき」

という観点ですと、

これは悪くはない対策ではないか、とは考えますね〜。

一方上方ブレイクのように個人的な信頼度が高い戦略の場合ですと、

個人的には

「資金を減らして運用を続けた後、DDがさらに−15%など拡大するような場合には停止も視野に入れる」

という感じかもしれません。

この際にカスタマイズをするのかどうか?

といいますと、

ロジック内容、もしくは下落トレンドの約定率的に難ありと感じた際にはカスタマイズもあるかもしれません。

もしくは、相場(というよりも新興市場の指数でしょうか苦笑)がきっちり上昇しているのにリバウンドを全くとれないでDDが拡大しているなどの場合にもカスタマイズが視野に入ります。

ただ、相場がダダ下げで、

「これはどう見ても買いでは勝てない」

と判断する相場の場合ですと、

ロジック内容を変更するというよりは、

シンプルに「買い保有量を減らす」という対応をする場合が多いと思います苦笑

こういった感じで、「ポジション量」を調整する場合が多いですね〜。

ストラテジーを停止した場合の再開時期ですが、

買いはやはり上昇トレンドに強いものです。

そういった意味では、

「日経平均が25日線より上に行ったら再開する」

など、明らかに相場が強くなったら再開するというのも手かもしれませんね〜。

いずれにしましても、これは個人的な考えで正しいものではないためあくまで一意見としてとらえていただければと思いますが、

10〜15%のDDで停止というのは早すぎると考えております。

逆に、

「はじめから20%程度のDDは発生する可能性があると想定しておき、あらかじめ最低20%のDDには耐えられるような総資金にしておく」

というスタイルが、個人的な好みです苦笑

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