逆指値を語るシリーズ(20)
最近はひとまず、個人用デイトレード戦略を作っております。
今日もかなり独断と偏見で逆指値について語らせていただきたいと思います(ぇ
かなり個人的な主観が入っておりますので、
あくまで1つの考え、としてとらえていただければ幸いです苦笑
まず1つは、
2012年頃から逆指値戦略を使っていて思うのですが、
「逆指値戦略は、カーブフィッティングに該当しにくいのではないか?」
という仮説があります。
といいますのも、
たとえば直近50日の高値を上抜いたら買いという逆指値戦略の場合、
当然株価が上がっているところを狙いますため、
「それだけで根本的にトレンドフォローの考え方になっている」
ためですね〜。
もちろん地合が微妙な際にはだらだらDDになる場合も多いとは思いますが、
上記のようなトレンドフォローが採用されている限りは、
たとえば新興に資金が流入する地合などがくれば成績が向上するものが少なくないと思っております。
私自身、だいぶ前から
「仕掛け条件が10個を超える、相当仕掛け条件が多い逆指値戦略」
のフォワードを見て確認していたりするのですが、
順張り買い逆指値戦略の場合、
仕掛け条件数が多くても成績が悪くないものが多かったりします汗
そのため個人的な感覚としましては、
「順張り買いの方がカーブフィッティングを避けやすいため、組む難易度は低い」
とは思っていたりしますね〜。
…これは人によると思いますので、その点をご了承いただければと思いますが汗
そして2つめは、
「逆張り買いの方が、順張り買いよりも大きな資金を必要とする傾向にある」
という点でしょうか。
これももちろん組み方にもよるのですが、
たとえば鉄壁スイングガード2と順張り買いを比較しますと、
資金150万あたりでは安定度では順張り買いに軍配が上がり、
資金500万あたりになると逆転するといった傾向になっているかもしれません。
…鉄壁は2014年の期待値が2.6%ほどはありますので、高資金の方が伸びています苦笑
バックテスト段階のその年の期待値がプラスなのであればその戦略のその年の成績は悪くない場合が多いですが、
低資金だとどうしても全ての銘柄を引けませんので、
安定度は落ちる、という結果になるとは考えられます。
個人的な考えですと、
どちらかというと順張り買いの方が、低資金でもバックテスト段階の期待値に直結した結果が出やすい場合が多い、
とは思っていたりしますね〜。
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