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ライブスターの値幅指定注文が便利です。

トレシズ証券会社の選び方

トレード日記側のゴッドディバイドという新戦略では、

ライブスターの値幅指定注文というものを駆使しています。

たとえばですが、

従来の逆張り買い戦略の場合ですと、

「前日終値+10%で利確」
「ストップ高で利確」

といった前日値基準で設計されている場合が多いとは思いますが、

「仕掛け当日に、建値+10%で利確」
「仕掛け当日に、建値−2%で損切り」

といった、仕掛け当日に「建値基準」で計算する戦略というのは少ないかもしれません。

もちろん、スイング戦略ならばよくあると思いますが、

今回のお話は、「仕掛け当日に、建値基準での場中の利確や損切りを必要とする戦略」の場合のお話です。

といいますのも、

たとえば「前日終値−3%で買いという指値の逆張り買い戦略」があったとします。

銘柄Aの前日終値が200円だったとしますと、

指値は194円ということになります。

ただ、翌日の始値が194円以上であれば、約定値は194円になりますが、

翌日の始値が180円など指値以下であれば、約定値は180円になります汗

このように、

前日段階では約定値が分からないため、

建値基準での注文は入れずらいわけですね〜苦笑

たとえば「建値から−2%下げたら損切り」という注文にしても、

約定値が分からないので前日段階では注文を出せないということにはなります。

といいますのも、

上記例ですと、194円−2%=190円以下になったら損切り

というのが前日段階で分かるお話ですが、

もし寄りから相当売られていて180円で約定した場合、

190円以下になったら損切りという注文ですと、

…秒速で損切られてしまいます苦笑

上記例の場合ですと、180円−2%=176円以下になったら損切り

というのが正しいですよね。

これを前日段階で発注するのは難しかったのですが、

ライブスターの値幅指定注文を使いますと、

上記を前日段階で発注可能になります。

上記例ですと、

IFD注文を使いまして、

・親注文: 指値194円で買い
・子注文: 建値から4円下げたら売りという値幅指定注文

といった感じで実現できます。

これはいろいろ使い道があるとは思うのですが、

戦略開発の幅が広がる注文方法で、便利だなと思っております笑

トレシズの「証券会社の選び方」の記事

前々記事:シストレ的な側面からの証券会社について語ってみます(コラ
前の記事:ライブスターで、子注文で約定値基準の注文が出せるようになったようです。
今の記事:ライブスターの値幅指定注文が便利です。
次の記事:ライブスターがIOC注文に対応したようですね〜。
次々記事:続・シストレ向きな証券会社について

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