勝てる戦略へのアプローチ方法(36)
今日の地合がいい例ですが、
「順張り買いは、マザーズ指数等が下げる地合ではあまり機能しない」
という特徴があると思っています。
といいますのも、
マザーズ指数が下がっている中でもちろん逆行高する銘柄はありますが、
そういう銘柄に仕掛けたとしても、
「指数に引っ張られる形ですぐに売られてしまう」
という場合が多いためですね〜。
マザーズ指数が軟調な場合には、
短期筋もおそらくは小幅な利鞘を狙ってくる場合が多いので、
上にブレイクした瞬間に手仕舞いを出してくる、
などという場合も多くなります。
また、私の過去の経験上では、
たとえば値上がり率ランキング上位銘柄が+数%のものしかないような暴落相場では、
…順張り買いはまず機能したことがありません苦笑
そのためですが、
「マザーズ指数を、シストレ戦略に応用することも可能ではないか?」
とは考えていたりしますね〜。
たとえばですが、
・マザーズ指数が前日比マイナスで始まった場合は発注しないようにする
↓
・そして、マザーズ指数が当日の高値を上抜いたら発注する
といった使い方が考えられます。
これはあくまで一例ですが、
仕掛けにも損切りにも使うことができ、
かつおそらく暴落相場におけるDDを抑えることが可能な手法だとは思われますので、
順張り買い戦略にマザーズ指数を組み込むのは結構面白いとは思っていたりしますね〜。
私はマザーズ銘柄を売買することが多いため上記ではマザーズ指数を例に挙げましたが、
もちろん東証一部銘柄の売買が多い戦略であれば、
TOPIXを使うべきだとは思います。
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