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勝てる戦略へのアプローチ方法(42)

トレシズ勝てる戦略へのアプローチ方法

直近の相場はボラが大きく、

どちらかというと逆張りに向いた地合と思っています。

順張りは、

私自身もそう体感していますが、今は難しい相場かもしれませんね〜苦笑

順張り買いはしょうがないと見まして、

耐えるべき地合と考えます。

また新興に資金が入ってくれば、成績も向上するだろうと考えております。

その上でですが、

もし逆張り買い系で直近の成績が向上しないという場合には、

以下の3点が原因となっている場合が考えられます。

(A)1銘柄投入額が総資金に対して大きすぎる場合
(B)銘柄分散数が少ない場合
(C)仕掛け位置が緩い場合

(A)〜(C)は結局は全部似たようなお話なのですが、

私自身、逆張り買いでは特に、

順張り買いよりも1銘柄投入額を減らす必要があると考えていたりしますね〜。

これは、多くの場合逆張り買いの方が1トレードあたりの損失が大きい場合が多い点や、

また、

逆張り買いでは特に、

「相場の底をとらえた仕掛けの際に一番利幅を取れる」

という特徴があると思っています。

とは言え、

「どこが相場の底かなど、誰にも分からない」

とは言えるかもしれません苦笑

相場の底は分からないけれど、

「相場の底までずっと仕掛け続けられるだけの余力が必要」

ということにはなってくると考えられます。

1銘柄投入額が大きかったり、銘柄分散数が少なかったりしますと、

運よく相場の底で仕掛けることができれば利益は大きいですが、

直近のようなボラがある相場ですと底が深かったりして、

「底に到達する前に余力がなくなってしまう」

といった事象が発生することも少なくありません。

また、仕掛けタイミングのずれというのもよくあるもので、

これを解消するためには、

上記のように1銘柄投入額を落とすのはもちろんのこと、

仕掛けを1〜2日遅らせた戦略の導入なども手になってくると考えられます。

あとは、

「仕掛け条件が緩い戦略ほど、大きい資金が必要になる」

とは考えていたりしますね〜。

仕掛け条件が緩い戦略でも、

資金があれば長期的には勝てると思いますが、

条件が緩いため、

相場は悪い時期には結構DDを許容する必要性が出てくると思っています。

そのため、

・DDをもうちょっと抑えたい
・資金がそこまでは大きくない

という場合には特に、

仕掛け位置を深くするなどしてバックテスト段階の期待値を上げておくのも手だと思いますね〜。

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