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市場や業種を絞るのはありなのか?

トレシズイザナミの使い方

バックテストの際、

対象銘柄に「市場や業種で選ぶ」というものがあります。

これは使えるのかどうかという観点ですと、

個人的には

「使える」

と思っていたりしますね〜。

といいますのも、

たとえば東証一部銘柄と新興銘柄ではボラが違いますし、

仕掛け方法や手仕舞い方法も異なる場合が多い、

と考えているためです。

もちろん、

「全ての個別株」

という設定を使うことにより、

全銘柄を平均化するような考え方も1つなのですが、

最近は個人的には、

この「市場や業種で選ぶ」という設定を多用するようになりましたね〜。

「市場」は使う方が結構いらっしゃると思うのですが、

「業種」はどうか?

という観点ですと、

実はこれも使える設定だと思っています(ぇ

戦略によっても変わるのですが、

一般的には、

・ボラが大きい業種
・ボラが小さい業種

に分かれる場合が多くなります。

たとえばですが、

ボラが大きい業種といえば

・情報通信業
・不動産業

などが代表的でしょうか。

これはバックテストで検証し、

各業種の期待値等を調べればおおよそは分かりますが、

・落ち着いた動きが好きであれば、ボラが大きい業種は除外する
・期待値重視であれば、ボラが小さい業種は除外する

といった組み方もあるわけですね〜。

あとはやはりといいますか、

業種の項目は

「同業種の出遅れ銘柄探し」

等にも役立つ項目で、

株はやはり連想ゲームということもあり、

「同業種の出遅れ銘柄を買う」

というやりかたも勝ち方の1つだと思っていたりします。

このあたりを追求した戦略というのも、

結構有効な場合があるとは思いますね〜。

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