システムトレードブログ

シストレで勝つためのアプローチ方法(14)

■(16)1銘柄投入額は基本、変更しない方がいい

シストレでありがちなのが、

・負けが続いて、1銘柄投入額を下げる
・DDが大きくなり、1銘柄投入額を下げる

などですが、

個人的にはこれは、

「勝つ方法とは真逆の事」

と考えていたりしますね〜(ぇ

といいますのも、

たとえば逆張り買いでDDが大きくなる時期というのは、

多くの場合、

「オーバーシュート時期」

である可能性があります。

実際、

「多くの人が、恐くて買えない位置」

というのが逆張り買いで勝てるポイントであることが多いため、

「多くの人が、恐くて買えない位置=DDが大きい時期」

とも言い換えられるかもしれません。

もちろん、

もしかしたら底なしの相場などの可能性もありますので、

根本的なリスク管理は必要だと思います。

ただその上で、

感情でロットを調整するのではなく、

検証結果に基づいた行動をとったほうがいい、

というのが持論です汗

あとは普段から個人的に意識していることとしましては、

「DD中でも、シグナル総数を減らさない」

という点かもしれません。

たとえば総資金200万だったとしまして、

DDで180万まで減っていたとします。

この際に、

個人的には200万投入するスタイルです(ぇ

たとえば運用開始日をDD前の日付にしますと、

上記例の場合、

180万円分のシグナルしか出ません。

これはなんといいますか、

「負けが続いて、1銘柄投入額を下げることと同じ意味」

だと思うんですよね苦笑

もちろん、

リスクは抑えられますので守りの設定であるとも言えるのですが、

守っている以上、

リバウンドの際のパワーも抑えられてしまう、

ということにつながります。

もちろんこのあたりは徹底的な検証が必要だと思いますが、

個人的なポートフォリオの場合ですと、

投入額を一定にした方がだいぶパフォーマンスがいいという事実から、

投入額を一定にしているわけです。

ただもちろん、

運用停止基準は必要だと思っておりまして、

さすがに長期に渡って不調が続いているような戦略は、

停止、あるいはカスタマイズ対象になりますが汗

1銘柄投入額を将来的にもなるべく変更しないようにするためには、

やはり事前の検証が大事だと思います。

運用開始前の時点で、

たとえばポートフォリオ内の戦略全てを複数売買ルール化し、

最適分散投資後の日次損益等を見まして、

「日々の損益の動きが、ご自身にとって耐えられるレベルかどうか?」

という点をチェックするのがおすすめですね〜。

トレシズの「シストレで勝つためのアプローチ方法」の記事

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