1銘柄投入額を決める際のルール
個人的な、
1銘柄投入額を決める際のルールを考えてみました。
もちろん、完全に好みのお話というだけですので、
まったく正しいわけでもなんでもありません苦笑
■(1)複数の戦略で、同じ銘柄に異なる仕掛け位置で入る可能性があるかどうか
銘柄の重複を許容する場合はもちろん1銘柄投入額小さめです。
できれば複数売買ルールにおきまして、
過去の取引で、どれぐらい重複があったか確認するといいかもしれませんね〜。
個人的なトレード日記側のポートフォリオの場合ですと、
実運用で発生したポジションの重複で、
…6倍というものがありました苦笑
この場合、
1銘柄投入額×6が、
最低でも総資金の10%未満あたりにおさまったほうがいいでしょうね〜。
総資金の20%などを超えてきますと、
その銘柄が未知の動きをした際のダメージが大きすぎます汗
逆に、各戦略で重複を許容していない場合には、
1銘柄投入額はある程度大きめでいいかもしれない、
と考えています。
■(2)平均損失と、損失の標準偏差
平均損失が大きい戦略は、
1銘柄投入額小さめです。
その上で、
損失の標準偏差が大きい戦略は1トレード単位での大負けが頻発するため、
さらに1銘柄投入額小さめの方がいいかもしれません。
イメージとしましては、
・平均損失が2〜3%台: 1銘柄投入額大きめ
・平均損失が4〜5%超: 1銘柄投入額小さめ
といった感じでしょうか。
要するに、
「ボラが大きいほど投入額を落とした方がいい」
という、金融商品の鉄則と同じですね〜。
■(3)買いと売り
これはあくまで個人的な好みというだけですが、
売りは踏み上げやストップ高連発が恐いため、
買いよりは1銘柄投入額を落としています汗
また、総仕掛け金額も、
レバレッジ1倍におさまる範囲にしていたりします苦笑
このあたりは自分でもまだまだ甘いなとは思うのですが、
要するに売りよりも買いの方が好きだから、
ということかもしれません(ぇ
■(4)どの程度の年利を求めるか?
リスクをとってでもリターンを求めるなら1銘柄投入額大きめ、
安全志向なら1銘柄投入額小さめという感じです。
個人的にはおそらく、
一般的な方よりもだいぶ銘柄分散数が多いです。
この手法は安定はするものの、
手仕舞い発注などが結構めんどくさくはなります苦笑
このあたりは、UWSCなどで自動手仕舞い発注のプログラムを組めば解決されるのかもしれませんね〜。
■まとめ
・総資金: 500万
・1銘柄投入額: 30万
と仮定します。
その上で、私の場合ですと以下のように設定していく感じです。
(1)複数の戦略で、同じ銘柄に異なる仕掛け位置で入る可能性があるかどうか
・最大6ポジションぐらい銘柄重複がある場合
→30×6=180万(36%)ですので、1銘柄投入額30万は多すぎです。
大体10〜15万あたりに抑えるといいかもしれません。
・銘柄重複がない場合
→1銘柄投入額は30万のまま
(2)平均損失と、損失の標準偏差
・平均損失が2〜3%台
→1銘柄投入額は(1)のまま
・平均損失が4〜5%超
→1銘柄投入額を(1)より若干減らす
※(1)で10万あたりに調整した場合には減らさないですが、15万あたりに調整した場合には減らす感じです。
(3)買いと売り
・買い
→1銘柄投入額は(2)のまま
・売り
→1銘柄投入額は(2)より若干減らす
(4)どの程度の年利を求めるか?
・ハイリスクハイリターン
→1銘柄投入額を(3)より増やす
・安定志向
→1銘柄投入額を(3)のまま
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