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(139)売り戦略において、買い板が厚い場合には売りを仕掛けてもいいのでしょうか?

トレシズシストレ全般のQ&A

■売り戦略において、買い板が厚い場合には売りを仕掛けてもいいのでしょうか?

こちらにつきましては、

何が正しいかははっきりとは申し上げられない形となりますが、

あくまで私の観点ですと、

まず寄りの状態で買いが多いか売りが多いかにつきましては、

イザナミでは翌日始値を使うことにより疑似的に検証できると思います。

たとえば、寄りで買いの方が多いということは大半は株価が上で始まるということですので、

・翌日始値が終値+3%より大きい→成行で売りを仕掛ける

といった方法で検証する感じですね。

逆に、寄りで売りの方が多いということは大半は株価が下で始まることになりますので、

・翌日始値が終値−3%より小さい→成行で売りを仕掛ける

といった感じです。

なお、

3という数字は適当ですので、

調整する必要があります。

あとは、

検証結果、特に2015年〜2017年の期待値を調べまして、

対策を考えることになると思います。

特買い等、上で始まっても期待値上問題ないなら、

個人的には仕掛ける感じですね。

こういった感じで、

とにかく徹底的に検証する、

というのが個人的なスタイルかもしれません苦笑

上記は寄りでのお話ですが、

ザラ場についてですと、

「多くの場合、ザラ場では上の売り板が厚いほど上がりやすい」
「多くの場合、ザラ場では下の買い板が厚いほど下がりやすい」

という特性があると思っています。

絶対とは言えないのですが、

株価は板が厚い方向に動きやすい、

というイメージがありますね。

これはおそらく、

大口などが買い玉を集める際等に、

売り板が薄い場合、

すぐに株価が上にあがってしまい、たいした玉数になりません。

そのためこういう売り板が薄い銘柄は大口の売買対象にはならず、

売り板が厚い銘柄が対象になるため、

というのも一因ではないか、と考えております。

そのためあくまで個人的な感覚ですと、

買った時に、

下の板が厚い銘柄ですと、ちょっとまずいなとは思ってしまうことはあります苦笑

このように、一般とは逆の認識を持っているかもしれないですね。

もちろん上記が正しいとは言い切れないのですが汗

トレシズの「シストレ全般のQ&A」の記事

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