システムトレードブログ

相場のストーリーを考える

トレシズシストレの考え方

実にいろいろな相場があるものだなと思いますが、

「いろいろ相場のストーリーを想定しておくこと」

が結構大事だな、

と思っております。

たとえば日経平均の動きにしても、

■高寄りからスタート
→(A)さらに上げる場合
→(B)横ばいの場合
→(C)寄り天の場合
→(D)順調に上昇したものの、後場から急落する場合

■横ばいからスタート
→(E)上げる場合
→(F)横ばいの場合
→(G)寄り天の場合
→(H)順調に上昇したものの、後場から急落する場合

■下落からスタート
→(I)上げる場合
→(J)横ばいの場合
→(K)寄り天の場合
→(L)順調に上昇したものの、後場から急落する場合

結構省略していますが、

実にいろいろな動きがありますよね苦笑

たとえば順張り買いの場合ですと、

主に食らうのは、

場中の仕掛けの場合ですと

(B)(C)(D)(G)(H)、

持ち越し銘柄がある場合には

(J)(K)(L)

などが考えられます。

逆張り買いの場合ですと、

場中の仕掛けの場合ですと

(G)(K)

などが主な食らう事例でしょうか。

…なんだかんだで、

逆張り買いの方が食らう事例が少ないですね苦笑

ただ、

逆張り買いの場合、

(K)の下落→下落のパターンで大ヤラレがありますので、

ここだけは要注意ですが汗

ただ上記のような観点で、

「最初は逆張り買いの方がおすすめできる」

とは思っていたりしますね〜。

ただいずれにしても、

(K)の下落→下落のパターンを乗り越えるには経験が必要だと思っておりますので、

ここを学ぶまではまずは全力は避けた方がいいのではないか、

とも思っています。

あとは、

ポートフォリオの各戦略が、

・上記(A)〜(L)のどこを得意とするか?
・上記(A)〜(L)のどこを苦手とするか?

を調べておいた方がいい、

と思っていたりしますね。

これが偏りすぎていますと、

同じ相場で複数の戦略が食らうようになってしまいます。

逆に、

どういう相場でポジション量が物足りなくなるかを把握しておいた方がいい、

とも思っていたりしますね〜。

私自身がもどかしさを感じるのは、

(A)の上昇→上昇という爆上げ相場におきましてポジション量が足りない時、

だったりしますが苦笑、

これは逆に、

相場が下落している時にポジション量が増えないのがもどかしい、

と感じる方もいらっしゃると思います。

このあたりの感覚は本当に人それぞれなので、

自分に合ったポートフォリオを組んでいくのが大事でしょうね〜。

逆張り買いが好きな人は、

(A)の上昇→上昇といった相場を捨てる、

といった考え方も1つだと思います。

まずは自分の得意相場だけに特化して、

そこを集中的に鍛える、

というのもいいのかもしれませんね。

トレシズの「シストレの考え方」の記事

前々記事:上限株数に仕掛けるか?下限株数に仕掛けるか?
前の記事:期待値は何%あればいいか?
今の記事:相場のストーリーを考える
次の記事:コア戦略と派生戦略
次々記事:シグナル数が少ない時は捨てる、という考え方も1つです。

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