システムトレードブログ

個人的に好みな、厳しめに見積もる検証方法

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

あくまで持論ですが、

イザナミで検証しうる仕掛け方法の中で最も優秀なのは、

個人的には、

「終日指値」

だと思っています(ぇ

といいますのも、

先日の記事と似ていますが、

「イザナミにおける検証結果の期待値よりも、実トレードの期待値の方が大きい」

という点があるためですね〜。

■指値について語ってみます。
https://www.torezista.com/blog/blog_2770/
※上記記事で、寄指に関する記述に誤りがあり、修正させていただきました汗

理想を言いますと、

「安値=指値」

というのがまさに最高なわけですね笑

その日の安値で刺されば、

それ以上の安値はないため、

デイで決済してしまえば期待値的にマイナスがないためです。

…ただし、ストップ安で仕掛ける場合、場中の悪材料で板が寄らずに下にワープしている場合はのぞきます(ぇ

イザナミでは、

終日指値の仕掛けにおきまして、

安値=指値の場合には約定していないことにして検証されますが、

実際のところ、

…約定するケースは結構あります(ぇ

実トレードにおきまして、

「その日の高値で売り抜けることは難しいが、その日の安値で買いを仕掛ける事は若干難易度が下がる」

という点があるかもしれませんね。

といいますのも、

あくまで極論ですが、

板の厚さが1,000株ぐらいの銘柄にて、

100倍の10万株ぐらいの買いを入れてしまえば、

それだけでそこが安値になる可能性が高まるためです(コラ

上はなんといいますか、

株価を釣り上げようとする意図がある人がいる場合、

資金量に物を言わせ、

どんな厚さでも食ってしまうでしょう苦笑

あともちろん、

空売りは結構制約がある一方、

買いは制約が緩いためです。

こういった点があり、

終日指値は、

「個人的に好みな、厳しめに見積もる検証方法」

として有効だと考えているわけですね。

実際、

「株価は板が厚い方向に進む」

という法則は、

絶対覚えていたほうがいいと思います。

暴落している銘柄は、

たいてい下の板の方が厚いです。

これがどんどん食われていってしまうのが暴落時期ですが、

逆に言いますと、

「そこが底だと読んでいる人が多い状況」

とも言えるわけですね。

ただ、

終日指値であっても、

「ロット」

という要素は無視できません。

その銘柄に合ったロットでないと、

仕掛け・手仕舞いともに、

板の厚さによるマーケットインパクトを引き起こす、

と考えています。

「その銘柄的に、自然な板に見えるかどうか?」

という点を考慮するのは本当に大事かもしれませんね。

・出来高が増えやすいと考えられる位置で手仕舞う
・また、その前提を元に仕掛け位置を決める

という点を考慮することにより、

戦略のパフォーマンスは向上しやすい、

と考えています。

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

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