高ボラ相場対策
「下げている時に買い向かうか?」
は非常に難しいところで、
反発タイミングにもいろいろありますため、
難しいところです。
一個だけ、
リスクを抑える方法というものはありまして、
時々書かせていただいているのですが、
「仕掛け日を遅らせる」
という手法です。
たとえばですが、
今日の相場を例に挙げますと、
「日経平均が−2%以下の前日比にならないうちは、シグナルを出さない戦略を設ける」
といったイメージですね。
こういう戦略の場合、
たとえば今日のような相場ではシグナルが出ませんので、
DDが発生しません。
そして、
明日シグナルが出る形ですが、
明日はたとえば、
終値−3%など、
若干下で仕掛けるような形にしますと、
今日仕掛けた場合よりはDDが小さくなるのは間違いなく、
また、
もしリバウンドが発生したとしますと、
終値−10%を指す戦略よりは、
終値−3%を指す戦略の方が約定率は高いと思いますので、
ある程度はリバウンドのパワーを維持できる場合も多くなります。
(※ただ、一気に大幅高で始まる場合には取れないですが苦笑)
もし下落トレンドで勝てないという場合、
「全体的にシグナル発生タイミングを遅らせる」
という対策は、
結構有効な場合が多いですので、
いろいろ試してみると面白いかもしれませんね。
個人的にはどちらかといいますと、
ボックス相場や下落相場では売りを多用するところがありまして、
「買いでも結構仕掛けるが、もし下がった場合には売りで相殺する」
というスタイルを採用しています。
売りが苦手な方の場合、
「上昇トレンドのみは売りを使わない」
といった考え方も、
結構おすすめだったりしますね〜。
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