システムトレードブログ

異常な高寄り相場における寄り天のダメージを軽減するには?

トレシズシストレのテクニック

今日はNYダウが上げすぎたせいか、

全体的に結構高寄りになりました。

むしろ売りの方が期待値が高い地合ということですが、

「こういう地合では買いではどうすればいいか?」

といいますと、

対策としては3つ考えられるかもしれません。

(A)環境データを使って、NYダウが上げすぎの地合では買いシグナルを出さないようにする

これは以下のような設定ですね。

・まず、環境データでNYダウを読み込み
・仕掛け条件に、NYダウ(前日比%)が+3%より大きい→(赤)仕掛け

これはもちろん戦略によって結果が異なると考えられまして、

NYダウ(前日比%)が+3%より大きい場合に仕掛けた際に期待値が低いようなら、

上記のような条件が有効な可能性があります。

(B)環境データを使って、NYダウが上げすぎの地合では寄指で仕掛けるようにする

・まず、環境データでNYダウを読み込み
・仕掛け条件に、NYダウ(前日比%)が+3%より大きい→(青)寄指(終値+3%)で仕掛け

この設定の場合、

特買いで始まって大幅高で始まる銘柄は約定しなくなりますので、

寄り天におけるダメージを軽減することが可能です。

(C)シンプルに、寄指で仕掛けるようにする(ぇ

・寄指(終値+5%)で仕掛け

…これだけです笑

これは元々の仕掛け方法が成行の戦略に向いたカスタマイズ方法ですね〜。

挙動としては成行に近い形で仕掛けるものの、

+5%以上で始まった銘柄は約定しないので、

高値掴みは減ります。

ただ、+5%以上で始まった銘柄でも期待値が大きい銘柄は結構あったりしますので、

戦略によって期待値が上がるか下がるかを検証した方がいいでしょうね。

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