暴落に対する備え
たとえばですが、
買い戦略主体で運用をしておりますと、
「暴落に対する備え」
というものが必要になってくる場合が多い、
と考えております。
今は穏やかな相場なので忘れがちですが、
こういう対策を事前にしておかないと、
いざという時にすぐに対応できないものです苦笑
今日は、
このあたりの個人的な対策を書かせていただきます。
対策(1) 引けの手仕舞いルールで対応する
持ち越すと食らう相場でも、
引けの手仕舞い、
いわばデイトレにしてしまえば、
比較的DDは抑えられやすい傾向にあります。
そのため、たとえばですが、
「TOPIXやマザーズ指数がこう動いたら、引けで手仕舞い」
といったルールを作っておくのは、
一つの対策になると考えます。
対策(2) 暴落の懸念がある相場では、元々シグナルを出さない戦略を設ける
暴落の懸念とは、
もちろん裁量ではなく、
日足チャート等のテクニカルのお話ですね~。
まず、
場中に突発的に起こる暴落は、
「(1)引けの手仕舞いルールで対応する」
で対応します。
その上で、
事前に懸念があるチャート形では、
「元々シグナルを出さない」
という、二段階の対策を取るわけですね。
特に、
・市場が過熱しすぎている時
・指数が直近の安値を割り込んでいる時
などは注意が必要、と考えます。
対策(3) 暴落相場用のロジックも用意しておく
暴落相場では、
甘い仕掛けは行えない一方、
うまく底をとらえますとかなりの高期待値ゾーンである場合が多い、
とはいえるかもしれません。
そのため、
こういった時期のみにシグナルが出るような、
いわば
「ツチノコ系戦略」(?)
もあるといいかもしれませんね~。
個人的にはどういう感じか?
あくまで個人的なスタイルですと、
上記(1)~(3)は全て採用しております。
「微妙な相場では無理はしない」
というのがどうも個人的には合っているらしく、
暴落懸念があるような微妙な相場では、
翌日反発したとしても、
前日段階で全部当日の手仕舞い指示が出ている場合も結構多かったりしますね苦笑
要するに、
「微妙な相場は初めから捨てる」
という戦い方です。
ちなみに、ニュースやアナリストなどの
「日本株これから暴落か?」
といった文言は一切見ません苦笑
あるのは、自分が決めたルールのみですね~。
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