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今日は新戦略についての解説です。

トレシズストラテジー情報

無事1dayショート_ma1のアップ作業も終わり、ホッと一息をついているところです。

個人的に文章を書くのがそこまで得意でないため、どのように書けば分かりやすくなるかを考えるのに、毎回苦労しますね。


今日はイザナミ用寄り引け売り戦略、1dayショート_ma1について詳細なご説明を書きたいと思います。

この戦略は元々私のポートフォリオに売り戦略が足りなかったため、

・超安定ボリンジャーショート_s1のシグナル数を補う戦略
・鉄壁スイングガード、わらしべハイパー、マキシマイザー(リミットスコープ)とあまりシグナル発生日が重ならない戦略
・デイトレード型にすることにより、他戦略に影響をあまり与えない戦略

を目標として開発したものですが、

正直売り戦略は買い戦略に比べて売買対象銘柄数が半分以下と少ないため、ある程度DDを抑えつつ、シグナル数の多さと高利回りを実現するのが難しく、

その上寄り引け型のため期待値確保も難しい、と様々な面で苦労しましたが、

なんとか形になったと思っています。


使っている指標的に、グランショートよりはボリンジャーショートとの相性の方がいいだろうと思っていたのですが、1dayショート_ma1基準によるシグナル発生日一致率を調べてみると、

・1dayショート_ma1+グランショート_ma1
→シグナル発生日一致率:28.8%

・1dayショート_ma1+超安定ボリンジャーショート_s1
→シグナル発生日一致率:33.7%

と、実はグランショート_ma1の方が一致率が低く、相性がいいという結果になりました。


グランショート_ma1は実際私が開発した売り戦略の中でも最もドローダウンが低く、正直ここまでDDを抑えて高利回りを目指せるような戦略の開発はなかなか難しいと考えているのですが、

売り戦略でいいますと、以下のような組み合わせが考えられます。
それぞれについて考察してみると、

(1)グランショート_ma1+超安定ボリンジャーショート_s1
シグナル発生日一致率が40%を超えるため、並行運用にはある程度資金が必要

(2)グランショート_ma1+1dayショート_ma1
シグナル発生日一致率が28.8%で、相性がいい。グランショート_ma1も1dayショート_ma1もシグナル数がある程度多い戦略のため、並行運用すると結構シグナル数は多い

(3)超安定ボリンジャーショート_s1+1dayショート_ma1
シグナル発生日一致率が33.7%で、なかなか相性がいい。超安定ボリンジャーショート_s1は売り戦略の中で利回りが一番高いものの、シグナル数は少ない戦略のため、資金効率を高めるという意味で1dayショート_ma1と合う


個人的に便利そうなのは(2)と(3)ですが、全取引CSVなどを比較してみる限りでは、どちらもあり、という印象を受けます。

運用している戦略数が少なく、たくさんトレードをこなしたい方は(2)、

私のようにすでに4つ以上の戦略を運用している場合には(3)、

という感じの位置付けでしょうか。

これは組み合わせの例ですが、もちろん1dayショート_ma1単体の運用でも問題ありません。


私がこういったデイトレード型戦略の一番のメリットと考えるのは、

「オーバーナイトしないため、精神的な負荷が小さい」

という点です。


…なんだかんだで結局はいつも最後は精神論になってしまうのですが笑

とはいえ、

「精神面を制する者が、シストレを制する」

というのが、私の持論です。


利回りのみだけでなく、

「精神的負荷が小さい戦略かどうか」
「自分に合っている戦略かどうか」

という部分を加味して、戦略を選ばれるといいのかもしれませんね。


■1dayショート_ma1
https://www.torezista.com/strategy/detail/68/

また、1dayショート_ma1についてご不明点などありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

トレシズの「ストラテジー情報」の記事

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