(284)システムトレードで、ザラ場値を使うのはありでしょうか?

今日はよくあるご質問と回答コーナーで、
「ザラ場値を使うのはありでしょうか?」
に関する回答です。
ザラ場値を使うのはありかどうか?

ザラ場値を使うのはありかどうか?
いきなり結論から書かせていただきますと、
…
…
「大いにあり」
だと思っております汗
これ系の話題は、
…
あまり書かないでくれというメールをよくいただくので、
なるべく避けるようにしてはいるのですが苦笑
なぜザラ場値を使うのがありなのか?

たとえばですが、
前日終値に対してかなり下の指値を指す買い戦略の場合、
…
翌日該当銘柄が暴騰して始まりましたら、
ほぼ余力の無駄ですよね。
逆指値の買い戦略でも同様に、
翌日該当銘柄が暴落して始まりましたら、
これも絶対とは言えませんが、
大半は余力の無駄です。
それだったら、
「ザラ場値を使って、約定しそうな位置の銘柄のみに発注した方が効率がいい」
と考えるのが、
個人的なスタイルです。
ザラ場値を使うにあたっての注意点は?

やはりといいますか、
自分の資金量にも限界がありますし、
ザラ場値を使ってシグナルを出した際に、
「総資金のレバレッジ3倍程度以内にシグナルがおさまる手法かどうか?」
を事前に入念にチェックした方がいいと思っていたりしますね。
何も考えずにザラ場値を使うとありがちなのですが、
たとえば相場が暴落、
あるいは暴騰しすぎた際に、
「シグナルが出すぎて全てのシグナルに仕掛けられない」
という現象が多発します苦笑
こういった点に対する、
事前の考慮がかなり重要だと思っていたりしますね~。
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