東証の取引時間変更のシストレへの影響は?
ひとまず今日から東証の呼値変更が行われましたね〜。
個人的には見づらいという印象しかないですが(コラ、
これはもはや慣れでしょうか笑
ただたとえば以前からSBIのSOR注文(これは東証とPTSから一番有利な約定値で約定させる注文方法です)などがありましたし、
今までもPTSでは小数点で売買されていましたので、
しばらくたつと違和感がなくなるのかもしれません。
余談ですが、時々ユーザー様からSBIで逆指値が使えないというご質問をいただくことがあります。
これはシンプルにSOR注文ですと逆指値が使えませんので、
取引方法を「SOR」→「東証」に変更しますと普通に逆指値が使えるようになります。
そして本題の東証の取引時間変更ですが、
・15:30〜17:00(東証側が支持)
・21:00〜23:00(ネット証券側が支持)
といったいろいろな意見があるようですね〜。
個人的にはこのあたりをどう考えているのかといいますと、
15:30〜17:00はズバリ…
…
歓迎です(ぇ
といいますのも、時々引成や不成が空振りますので、
こういったさばきに失敗した銘柄をさばく時間ができるのが非常に大きいためですね〜。
個人的な統計上ですと、
引成が空ぶった銘柄が、翌日下がる確率はかなり高いです苦笑
といいますのも、
引成が空ぶる=引けでの買い手が売り手より少ない場合が多い
と考えられますので、
翌日下がりやすいというのは結構自然な流れなのかもしれません。
そういった意味では、東証自体が15:30〜17:00に市場を開催してくれるというのは、
もちろん現在の夜間PTS市場のようなネット証券主体が行うPTS市場などよりも市場参加者は多くなると推測されますし、
板がある程度は厚くなるのではないかと推測はされますので、
さばきやすくなるのにはメリットが結構あると思いますね〜。
21:00〜23:00も、個人的にはそこまで問題がないのではないか、
とは思っていたりします(ぇ
もちろんこれがNYダウの終値が決まる朝方まで続くとなると考えものではありますが苦笑
逆張り買い戦略への影響を懸念されているユーザー様もいらっしゃいますが(要するに市場の翌日のインパクトが小さくなり、逆張りの効果が落ちるのではないかという懸念です。)、
23:00の段階ではもちろんNYダウの始値しか分かっていないような段階ですので、
極端にシストレ戦略に影響を与えることはないだろう、
という読みですね〜。
このあたりは東証の決定次第という感じではありますが、
個人的には15:30〜17:00は特に歓迎です笑
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