東証一部騰落レシオが結構便利です。
弱い相場かどうかを判断する方法はいくつかありますが、
「手軽に相場の強さの判断をしたい」
という場合には、
東証一部騰落レシオを使うのが結構簡単です。
東証一部騰落レシオとは、
東証一部の値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数×100
といった計算式で表される指標で、
シンプルにいいますと、
・東証一部騰落レシオの値が大きい時は相場が強い
・東証一部騰落レシオの値が小さい時は相場が弱い
といった感じでしょうか。
「東証一部騰落レシオの値が大きすぎる時は過熱感があるから売り」
といった逆張り的な使い方をする場合もありますが、
個人的にはどちらかといいますと順張り的な使い方に用いる指標ですね〜。
下の方に画像をアップさせていただきましたが、
画像の上は日経平均、下は東証一部騰落レシオ(75日)です。
2008年のリーマンショック時の暴落時には、
東証一部騰落レシオ(75日)が85を下回っています。
そのためですが、シンプルに、
買い戦略の仕掛け条件に
「東証一部騰落レシオ(75日)が85より大きい場合のみ仕掛け」
といった条件を入れれば、
2008年のような相場における買い戦略の被害を抑えられる可能性が高い、
とは言えるのかもしれませんね〜。
(※注:絶対ではありません苦笑)
今年2014年の相場では、
東証一部騰落レシオ(75日)が85を下回った日はありません。
そういった意味では、直近は極端に弱い相場ではない、
とは言えるのかもしれませんね笑
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