順張り買いの資金管理テクニック(6)
ここ最近は、
FVCやウェッジなど、新興の高値圏銘柄の急落が目立ちますね〜苦笑
こういった感じで、
高値圏にある銘柄同士、
安値圏にある銘柄同士などは、
結構同じような動きをする場合が結構多い、と考えております。
今ですと、
オートウェーブやジェイエスコムなど低位株がブレイクしているのも同様ですね。
こういった現象が結構多いので、個人的には、
「狙い位置が同じ戦略の場合、リスクをある程度ヘッジする必要がある」
と考えております。
といいますのも、
複数戦略で同時にDDが来てしまいますと、
結構メンタル的に厳しいためですね〜汗
たとえば高値圏を狙う戦略同士でリスクをヘッジするためにはどういった方法があるのか?
という点について考察してみます。
■売りを使う
これが最もシンプルですね苦笑
たとえば高値圏を狙う買いが2戦略あったとしまして、
同じく高値圏を狙う売りが1戦略あったとしましたら、
資金配分にもよりますが、
1戦略分はヘッジできる場合も結構多い、と考えられます。
高値圏狙いの買い戦略のリスクヘッジ用としましては、
コキュートス(S)が最適だと考えております。
といいますのも、
この戦略は高値圏銘柄の急落狙いを目的として開発した戦略のためですね〜。
ただどうしても、高値圏銘柄は売り規制が入ってしまうことが多々あるので、
仕掛け禁止銘柄設定で売り規制銘柄を除外する手間は避けられません苦笑
なお、トレシズ戦略でいいますと、
直近数か月の成績が最も堅調なのは、
コキュートス(S)とゴッドスプレッドだと考えております。
■仕掛けタイミングをずらす
たとえば、
(A)前日終値+5%以上になったら成行で買いという逆指値
といった順張り買い戦略があったとしましたら、
もう1個は、
(B)期間高値(高値)(100日)以上になったら成行で買いという逆指値
といった感じで長期のブレイクアウトにするなど、
仕掛けタイミングをずらすのは有効だと思っております。
上記の2つでは、組み方にもよりますが基本、
(A)の方が仕掛けが早く、
(B)の方が仕掛けが遅い形になる場合が多いと思います。
緩い条件で仕掛けた銘柄が急落したとしましても、
厳しい条件の方で約定がなければ、
リスクは1戦略分で済みます。
■市場を変える
たとえばメインが新興銘柄主体の戦略だったとしましたら、
もう1個は東証一部主体にする、
などといった対策も有効だと考えられます。
たとえば今はマザーズは軟調ですが、
TOPIXは悪くない動きをしています。
今の地合ですと、
東証一部主体の戦略の場合はそこまで酷いことにはなりにくい感じでしょうし、
また、マザーズがたとえ軟調だったとしても、
リスクは1戦略分で済みます。
こういった「市場分散」という考え方も1つではないか、
と思っております。
たとえば2015年1月以降の成績とマザーズ指数を見比べて、
あまりにも成績がマザーズ指数と連動している場合には、
「そのポートフォリオは新興銘柄を狙う戦略が多い可能性が高い」
とは言えるかもしれません汗
そういった際には、上記のような市場分散も、
1つの有効なアイデアとなるかもしれませんね〜。
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