場中の損切りについて
ユーザー様よりお問い合わせをいただきましたので、
場中の損切りについて解説させていただきたいと思います。
■日中ザラ場に張り付いていられるとしたら、どれぐらいの下落で損切りするのが妥当だと思われますか?
まずはじめに、
以下は個人的な好みというだけで正しいわけでもなく、
推奨しているわけでもないという点をご了承ください汗
あくまで1つのアイデア、
ととらえていただければ幸いです苦笑
まず、場中の損切りというものは検証が無理な場合が非常に多くなります。
といいますのも、
場中の損切りを正確に検証するためには、
日足ではなく分足のデータが必要になるためです。
ただ、逆張り買い等では場中の損切りを検証できる場合もあります。
順張り買いの検証はかなり困難、とは言えるかもしれません。
トレシズ戦略にはいろいろなタイプの買い戦略があると思います。
(A)ゴッドスプレッド:超高値圏順張り買い
(B)ヒュプノス【トランザム】:高値圏順張り買い
(C)ゴッドフリート2:安値圏順張り買い
(D)鉄壁スイングガード2:安値圏逆張り買い
以下、これらの個人的な場中の損切りラインを順番に解説していきます。
■(A)ゴッドスプレッド:超高値圏順張り買い
この戦略の場合、個人的には、
場中の損切りは入れないと思います。
といいますのも、
高値圏銘柄はボラが非常に大きく、
下手に損切りを入れるとノイズにやられてしまう場合が増えてしまうためです苦笑
ただ、類似戦略であるトレード日記側のゴッドスプレッド2では
引けの損切りは入れてありまして、
「建値−〇%以下で引けそうだったら当日引成で手仕舞い」
という感じにしてあります。
イザナミの設定上では、手仕舞い条件に、
・終値が建値−〇%より小さい(同じ含む)→(赤)当日引けで手仕舞い
といった条件を入れて検証する感じです。
〇の数値は5〜10あたりが一般的ではないかと思いますが、
これは戦略によって異なるため、検証してベストを探すのが一般的ではないかと思います。
私の場合ですと、−5%あたりでしょうか。
なお、引けはいくらで終わるか分かりませんため、
正確に損切りを行うのはまず無理だと思われます汗
特に、14:58あたりに、損切りラインギリギリで推移している場合が難しいですね〜。
私自身、検証結果通りに損切りを行える成功率は80〜90%ほどです苦笑
■(B)ヒュプノス【トランザム】:高値圏順張り買い
ヒュプノスの場合ですと、
トレード日記側での類似戦略としましてはゴッドトランザムがありますが、
個人的には、
・場中の損切り(前日安値以下になったら損切り)
・引けでの損切り(建値−〇%以下で引けそうだったら当日引成で手仕舞い)
という2つを併用しています。
〇は、私の場合ですと、−5〜−7%あたりでしょうか。
■(C)ゴッドフリート2:安値圏順張り買い
これはトレード日記側に類似戦略がないのですが、
(一応ゴッドトリムと似ていますが、ゴッドトリムはデイトレードのため)
個人的な好みですと、
・場中の損切り(前日安値以下になったら損切り)
のみという感じかもしれません。
■(D)鉄壁スイングガード2:安値圏逆張り買い
これが最も難しいとは思います苦笑
逆張り買いの損切りラインというものは非常に悩ましいところだと思うのですが、
私の場合ですと、
「手仕舞いに損切り設定を入れた上で組みなおす」
といった手順をとる場合が多いですね〜。
たとえば、手仕舞い条件に、
・安値が建値−10%より小さい(同じ含む)→(赤)当日指定値(建値−10%)で手仕舞いする
といった条件を逆張り買い戦略に入れた上で、
仕掛け条件側のパラメーターをいじっていく感じです。
上記は、建値から10%下がったら損切りという設定ですね。
鉄壁スイングガード2の場合ですと、
%というよりは保有日数で手仕舞いを行うタイプの戦略ですので、
%での損切りとは相性が悪いのではないか、
とは推測していたりしますね〜。
%での損切りを行いたい場合には、
上記のような%での損切りの手仕舞い条件を入れた上で組みなおしていく、
というのがいいのではないか、
とは考えております。
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