システムトレードブログ

今の地合でのポジション量

トレシズ運用方法

時々書かせていただいておりますが、

あくまで個人的なスタイルですと、

「なるべくは、その戦略の得意とする相場でシグナルを出したい」

と考えます。

そのため逆に、

「今の地合はどういう戦略が得意としているか?」

という点を常に考えている感じですね。

もちろんこれは、

地合の流れを感じ取り、

より相場情報による戦略切り替えの精度を上げるためです。

私自身が考える今の地合は、

あくまで現時点では順張り買いにはあまり向いていない印象ですね。

ボックス的な推移になっていますので、

・押し目買い
・逆張り売り

あたりに向いた相場ではないか?

と考えていたりします。

その上で、

普通にポートフォリオを組みますと、

「日々のポジション量が少ない」

といった問題が出てくる場合も少なくありません。

もちろん、

ポジション量が少なければ安全は安全ですので、

シグナル効率よりも安全性を重視される方の場合には、

悪くない選択肢かもしれませんが汗

「日々のポジション量がなぜ少なくなるか?」

という観点で考えてみますと、

(1)その相場を得意としない戦略分の余計な余力がとられているから
(2)全相場でシグナルを出す前提の戦略の場合、どうしても2008年のDDを抑えることを考えてしまうから

などの影響が大きいと思いますね〜。

特に(2)は重要で、

もし2008年のような暴落相場でもシグナルを出していきたいという戦略の場合には、

もちろん2008年の成績をチェックしないわけにはいきません。

ただ一方、

2008年のような暴落相場ではシグナルを出さない前提の戦略の場合、

あくまで個人的には、

…2008年の成績は見る必要がないと考えています汗(ぇ

私の場合ですと、

2008年のような相場では確実に停止するルールの戦略が結構ありますため、

「こういった戦略は直近3年等、あくまで直近成績だけを重視している」

といった感じなのかもしれませんね〜。

そして、

こういった暴落相場対応をしない戦略の方が、

今のような地合でシグナルが増えやすくなります。

そのためですが、

今のような時期にポジション量を増やすための1つの手法としましては、

「直近対応だけを重視した戦略を取り入れる」

というものが考えられます。

もちろんですが、

…シグナルを出さない時期の条件などもセットで決めなければなりませんが苦笑

トレシズの「運用方法」の記事

前々記事:精神負担を小さくしてシストレを続けるコツ
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