総資金の大きさと銘柄分散数
総資金が増えますと、
やはり「銘柄分散数を増やす」という作業が必要になる、
と考えています。
たとえば極論ですが、
(A)総資金200万&1銘柄投入額40万 → 5銘柄分散
(B)総資金2億&1銘柄投入額4000万 → 5銘柄分散
と、
この2つは同じ5銘柄分散ですので、
(B)の1銘柄投入額の4000万が出来高制限に引っかからなければ、
過去の数字上はこの2つの期待値は同じです。
ただやはり、
期待値が高い銘柄というのは値動きが軽い小型株である場合が少なくないので、
(B)の1銘柄投入額の4000万が出来高制限に引っかからない銘柄というのはかなり限られるのが実情、
という感じですね〜苦笑
あと、
小型株で1銘柄に4000万投入した際に、
マーケットインパクト的に耐えうるのかどうかは、
…かなり疑問符が付きます汗
もちろん、
元々大型株や、
直近で相当出来高が多い株を相手にするような戦略の場合には耐えうる可能性もありますが、
このあたりは戦略の組み方次第で変わってくる、
とは言えるかもしれませんね〜。
他にも理由はいくつかあるものの、
主に上記のような点から、
「資金が増えるほど、銘柄分散数も増やすのが自然」
と考えていたりします。
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