複利は円指定と%指定のどちらがいいか?
最近はAngel Beats!を見ていたりします笑
クラナドと同じKey作品ということですが、だいぶ系統は違うようですね〜。
今日は時々いただくご質問で、
「複利ファイルにする際には円指定と%指定のどちらがいいか?」
について書かせていただきたいと思います。
最適分散投資側の1銘柄の上限投入額や下限投入額を750千円、250千円などと指定するのが円指定で、
1銘柄の上限投入額や下限投入額を10%や1%にするのが%指定ですね。
たとえばですが、
総資金: 150万円
1銘柄の上限投入額: 15万円
1銘柄の下限投入額: 3万円
とした場合でも、
総資金: 150万円
1銘柄の上限投入額: 10%
1銘柄の下限投入額: 2%
とした場合でも、単利の場合には差がありません。
これは、単利の場合総資金は常に150万円なので、将来的にも上限15万円、下限3万円という値に変わりがないためですね。
一方、複利の場合ですと差が出てきます。
利益が+850万円出たと仮定した場合、以下のようになります。
■複利(円指定)の場合
総資金: 1000万円
1銘柄の上限投入額: 15万円
1銘柄の下限投入額: 3万円
→円指定の場合、1銘柄投入額に変わりはないため、銘柄分散数だけが増えていきます。
上記の例だと66銘柄分散と結構な分散数になりますね汗
上記例ですと、たとえば
銘柄A: +10%(+15,000円)
銘柄B: +5%(+7,500円)
計: +22,500円(+0.225%)
のように、日々の損益が一般的には穏やかになりやすく、一方通算利益率は%指定ほどは伸びない形になります。
■複利(%指定)の場合
総資金: 1000万円
1銘柄の上限投入額: 10%(100万円)
1銘柄の下限投入額: 2%(20万円)
→%指定の場合、総資金が増えますとそれに伴って1銘柄投入額が増えていきます。つまり、銘柄分散数を固定して投入額を増やしていく手法ですね。
上記例ですと、たとえば
銘柄A: +10%(+100,000円)
銘柄B: +5%(+50,000円)
計: +150,000円(+1.5%)
のように、日々の損益が荒くなりやすく、また円指定に比べて過去の通算利益率は圧倒的に伸びる形になります。
どちらがいいのかは、やはりお好みの問題になってくるとは思うのですが、
個人的には%指定が好きですね〜。
トレード日記側でも、「設定範囲内の上限株数に仕掛ける」にした上で、上限7%、下限1%という感じでやっていたりします。
ご注意点としましては、%指定でたとえば投入額を20%などとしますと5銘柄分散ということで過去の検証上の通算利益率はおそらく相当伸びる場合が多いと思いますが、
1銘柄投入額を上げすぎると1銘柄の動きへの依存が大きくなり、また日々の損益が恐ろしく荒くなります汗
たとえば上記1000万円で1銘柄投入額20%の場合1銘柄に200万円を入れるということになりますが、
この際に10%負けただけでも−20万円が動きますし、
また万一ストップ安に張り付いた際には結構恐ろしい思いをします(経験者が語っていますが(ぇ
個人的な経験上では、やはり最低でも10〜20銘柄に分散した方がいいのかもしれないと考えておりまして、
私の場合ですと上限はやはり10%以下にしたいところだと思っております苦笑
(逆に、私の場合5銘柄分散等の場合、値動きに耐えられない場合が多いです汗)
ただこれはあくまで私のスタイルでして、
もちろん戦略の調子が良ければ1銘柄投入額が大きいほど利回りが増えるのは明らかですので、
たとえば資金が完全に余剰資金であり、リスクを覚悟の上で利回りを重視したいという場合には分散数を減らすのも一考の余地があるのかもしれませんね〜。
このあたりはやはり目的とお好みに応じてといった感じかもしれませんね笑
実際に資金を投入してみますと、おそらくご自身に合った投入額というのが見えてくると思います。
その上で調整されていく、という手順が一般的なのではないかと考えております。
ニッパー様、おーじ様、株システムトレードラボ様にヒノカグ・ショート【下方ブレイク】をご紹介いただき大変ありがたい思いです笑
http://blog.livedoor.jp/nipperjapan/archives/24652590.html
http://izanami.ohji3.com/consider/izanami791.html
http://systrelab.com/blog/2013-03-15.html
下ブレは面白かったですね笑
もちろん略称はご自由に付けてもらって問題ありませんので、是非呼びやすい名前を使ってください笑
個人的には上方=じょうほう、下方=かほうと読んでおりまして、
ヒノカグ【上方ブレイク】→上方ブレイク
ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】→下方ショート
ヒノカグ【上方カウンター】→上方カウンター
ヒノカグ【ボラティリティ】→ボラティリティ
ヒノカグ・ショート【ボラティリティ】→ボラショー
ヒノカグ【リフレクト】→リフレクト
ヒノカグ・ショート【リフレクト】→リフレクトショート
と呼んでいたりします。
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