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狙う価格帯による勝率やバラツキの差

トレシズシストレの考え方
狙う価格帯による勝率やバラツキの差

スキャリバ【J】をベースに、

「狙う価格帯による勝率やバラツキの差」

について書かせていただきたいと思います。

10/12の相場におけるスキャリバ【J】の動き

昨日10/12の相場では、

スキャリバ【J】の場合、

「株価2,000円以下の銘柄を相手にするよりも、株価2,000円以上の銘柄を相手にした方が結果が良かった」

といった感じでした。

「こういった現象はなぜ起きるのか?」

という観点ですと、

個人的には

「バックテスト結果」

を根拠に考える感じかもしれません汗

狙う価格帯による勝率や平均損失

スキャリバ【J】_1

こちらは、

スキャリバ【J】の株価制限を2,000円以下にしたものです。

トレード毎勝率: 68.80%
平均損失: 2.56%
利益の標準偏差: 0.53%

となっています。

スキャリバ【J】_2

一方こちらは、

スキャリバ【J】の株価制限を2,000円以上にしたものです。

トレード毎勝率: 72.23%
平均損失: 2.42%
利益の標準偏差: 0.37%

となっています。

上記から分かることとしましては、

・2,000円以上を狙った方がトレード毎の勝率が高い
・2,000円以上を狙った方がトレード毎の平均損失が小さい
・2,000円以上を狙った方がトレード毎の利益のバラツキが小さい

といった感じでしょうか。

ただもちろん、

2,000円以下を狙った方が期待値は大きいので、

安定度重視でなければ2,000円以下も狙い目ではあるのですが苦笑

戦略毎に狙う価格帯を考えるのも手

上記のような感じで、

「株価制限を二つに分割して差を見比べるのも手」

と思っていたりしますね~。

戦略によって差がある感じだとは思いますが、

基本的には低位株を相手にする方が荒くなる傾向にあるのは、

おそらく間違いなさそうな気はします
苦笑

資金が小さい場合、

低位株割合がある程度増えるのは避けられませんが、

資金が大きい方の場合には、

「あえて低位株を除外し、安定度を向上するカスタマイズもあり」

と考えていたりしますね~。

以下、関連記事です。

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トレシズの「シストレの考え方」の記事

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