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どんな戦略に「待つも相場」を導入するか?

どんな戦略に「待つも相場」を導入するか?

個人的によく使う手法である

「待つも相場」

ですが、

これを導入する戦略もあれば、

導入しない戦略もあります。

以下、

「個人的に、どういう戦略に待つも相場を導入するか?」

について書かせていただきます。

(1)デイトレード以外の、保有期間が長い戦略

・上昇トレンドにおける売り
・下落トレンドにおける買い

はなかなか厳しい場合が多いですが、

デイトレードですと意外と戦える場合も多い形です。

一方、

スイング等持ち越し系はトレンドに逆らいすぎるとえらい目に遭う場合も多いので、

一部戦略では、

苦手とするトレンドの場合にはシグナルを出さないようにしています。

(2)ポートフォリオ内に、既に同系統が存在する戦略

同系統の戦略の場合、

基本利益発生時期と損失発生時期が似てきやすい形となります。

そのため、

よほど勝ちやすそうな地合をのぞきましては、

一方のシグナルは出さないようにする、

というのも有効だと思います。

(3)フォワードで調子が悪い戦略

たとえば全戦略を複数売買ルール化し、

日次損益で日々のポジション量を確認した際に、

「この時期はちょっとポジション量が多いな」

と感じる場合もあります。

そういった際に、

ポジションを削る作業が必要となってきますが、

「どの戦略のポジションを削るか?」

という観点ですと、

フォワード成績が悪い順

ということになります苦笑

(4)基本、逆指値以外の約定率が高い戦略を優先

逆指値戦略は、

たとえば買いの場合ですと、

・上昇トレンドで約定数が増える
・下落トレンドで約定数が減る

という動きをしやすいので、

そこまでは待つも相場を入れないかもしれませんね~。

一番優先して入れるのは、

やはり約定率が高い成行戦略です。

もちろん、指値系でも約定率が高い戦略には取り入れる形ですね。

以下、関連記事です。

戦略の得意相場と苦手相場

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