システムトレードブログ

一定%の場中の損切りの設定方法

トレシズイザナミの使い方

ちょうど今場中の損切りが必要な戦略を開発中ですので、

場中の損切り方法について考えてみます。

これは誤差が生じまくる設定で、販売戦略にはできませんのであくまで個人用といった感じです苦笑

今回必要な設定は、

・建値より+10%上がったら利確
・建値より−2%下がったら損切り

という感じです。

まず場中の損切り+場中の利確で、

過去の検証が可能な仕掛け方法は、

・成行
・寄指
・引指
・引成

の4つだと思われます。

逆指値は先に+10%に到達したか−2%に到達したか分からないので検証できませんし、

終日指値や不成も、損切りは比較的正確に検証できるとは思いますが、

先に+10%に到達してから落ちてくるケースもあると思われるので、

場中の利確の方は検証が難しそうです苦笑

とはいえ、終日指値や不成の場合は、

「引けで+10%上がっていたら手仕舞い」

といった感じにすればいけるかもしれません。

そんなこんなで、

・成行
・寄指
・引指
・引成

の4つは始値または終値で約定するのが明らかで、

誤差は最も小さいだろうとは思われます。

今回は成行で、

・建値より+10%上がったら利確
・建値より−2%下がったら損切り

というのはどういう設定にすればいいか?

を考えてみたのが以下の設定です。

…何やら意味不明な設定ですが苦笑

これは以下のようなフローです。

・10日以上経過したら手仕舞い
・仕掛け当日に、−2%下がったら逆指値で手仕舞い(スリッページは0.3%を想定)
・仕掛け当日に、+10%上がったら指値で手仕舞い
・翌日以降は、安値が−2%下がったら負けとみなし、逆指値で手仕舞い
・−2%下がってなく、かつ+10%上がったら指値で手仕舞い

検証してみた感じでは、

これでも完全に正確には検証できない感じですが、

ある程度はまともに検証できている感じがします。

あと実際、

・翌日に先に+10%上がってから、−2%の損切りに引っかかる

という動きもあるとは思いますので、

上記はなかなか厳しめに見積もった検証方法になるので結構いいのではないかと思います笑

そして次に、

・建値より+10%上がったら利確
・建値より−2%下がったら損切り

というのはどの証券会社でできるか?

という点です。

これは、私が知る限りでは、前日発注前提ですと、完全に実現できる証券会社を知りません苦笑

可能性がありそうなのはマネックスあたりでしょうか。

そのため、疑似的にできる証券会社というテーマで考えてみますと、

・ライブスター
・カブドットコム

の2つかもしれません。

ライブスターではIFDO注文と値幅指定注文、

カブドットコムではUターン注文と±指値が使えますので、

これらを活用するのが一番無難かもしれない、

とは考えられます。

ライブスターを例に挙げてみますと、

IFDO親注文:成行の買い(前日終値は1,000円と仮定)
IFDO子注文1:値幅指定・親注文の約定単価より+100円上がったら手仕舞い
IFDO子注文2:値幅指定・親注文の約定単価より20円下がったら手仕舞い

といった感じでしょうか。

とはいえ、

約定値がどのあたりになるかは分かりませんので、

約定後に調整は必要でしょうね〜苦笑

引成や引指の場合ですと、もっとラクになるとは思われます。

このあたりはトレード日記側で試してみたいと考えております。

↓建値より+10%上がったら利確、建値より−2%下がったら損切りの手仕舞い方法
※追記)03:00と、02:01は、「小さい(同じ含む)」にした方がよさそうですね汗

一定%の場中の損切りの設定方法(1)

一定%の場中の損切りの設定方法(2)

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

前々記事:イザナミにおける日経先物miniの検証方法
前の記事:東証一部騰落レシオが結構便利です。
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