システムトレードブログ

約定率をとるか?低DDをとるか?

トレシズ開発方法

シストレとDDは切っても切り離せない関係にありますが、

究極の低DD戦略とは、

…約定率0%の戦略とは言えるかもしれません(コラ

といいますのも、

ノートレードになるためDDも0%となるためですね〜苦笑

一般的には、日々の保有ポジション量が多く、

また保有日数が長い戦略ほどDDが大きくなりやすい、

とは言えるかもしれません。

まず個人的な考えとしましては、

やはりといいますか2013年のような上げ相場が、

全ての相場の中で最も勝ちやすい、とは思っていたりしますね〜。

これは順張り買い、逆張り買い問わずで、

めったにない相場ではありましたが「まさに誰でも勝てる相場」でしたね笑

そのためですが、

まず極論としましては、

2013年のような日経や新興等の指数が上にブレイクしているような地合のみトレードを行えば、

DDはかなり抑えられやすい、とは言えるのかもしれません。

ただ2013年のような相場のみに限定してしまいますと相当な機会の損失となりますので、

他の相場でも2013年よりはリスクを落としてシグナルを出す、

という考え方が個人的には基本です。

たとえば私自身の好みですと、

「今の相場は2013年ほど強くはないので、日々の保有ポジション量も約定率も2013年よりは下でいい」

という感じなのかもしれません。

これは要するに、私自身

「日々のDDを抑えること」

を最優先するタイプだからかもしれませんね〜。

一方、

DDよりも資金効率を重視する場合には、

「今の相場でも、大きめのDDを許容しつつもどんどんシグナルを出していく」

という考え方もあるのではないかとは思います。

これはどちらが正しいというわけでもなく、単に好みのお話だとは思いますが、

過去のDDが抑えられやすいのは前者、

過去の通算利益率が伸びやすいのは後者、

とは言えるかもしれません。

そのため、

「ご自身がどちらのタイプに属するか?」

という点は、把握しておいたほうがいい、とは言えるのかもしれませんね笑

なお余談ですが、

私自身の研究結果によりますと、

「逆指値戦略のスリッページは、弱い相場ほど大きくなりやすい特徴があるのではないか?」

と考えております。

といいますのも、

たとえば2014年5月後半〜7月などの強い相場では、

株価が上にブレイクする銘柄が大量にあるため、

市場参加者が注目している銘柄は分散されると推測されます。

一方弱い相場では、

株価が上にブレイクする銘柄は少ないため、

市場参加者が注目する銘柄が一極集中する可能性があるためかもしれません。

そのためですが、

「弱い相場では特に、高値圏順張り系買い戦略のロットを落とすような組み方は有効ではないだろうか?」

とは考えていたりしますね〜。

これは、ロットを落とせばスリッページの影響は希薄化されるためです。

強い相場でその分を取り返せばいい、という考え方ですね苦笑

とはいえ、あくまで推測にしかすぎませんので、

これは引き続き検証してみたいと思っております。

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