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個人的な複数売買ルールの組み方

トレシズ複数売買ルール

個人的に複数売買ルールは、

「全戦略を一個にまとめる」

ということはあまりしません(ぇ

これはなんといいますか、

・発注の利便性
・成績の把握

という2点を結構考慮しています。

まず私の場合ですと、

(A)順張り買い
(B)逆張り買い
(C)売り

という3種類の複数売買ルールに分ける場合が多いですね〜。

たとえば、

「(B)逆張り買い」

には逆張り買い戦略しか入っていない感じです。

こういう分け方ですと、

結構現状の成績の把握がしやすいです。

たとえば、

「今は順張り買いの成績が悪いな」
「だんだん売りの成績が向上してきたな」

という感じですね〜。

その上で、

個人的には

「シグナル出し用設定ファイル」

を上記とは別に用意します。

(D)前日段階で発注する戦略
(E)寄りで発注する戦略
(F)引けで発注する戦略

という感じです。

つまり、

「成績把握用のファイルと、シグナル出し用ファイルは別」

という形ですね〜。

シグナル出し用設定ファイルの方は検証速度が命ですので、

バックテストファイル、最適分散投資ファイルともに、

検証期間は

2016/09/01〜

あたりで十分ではないでしょうか。

そして最近のスタイルですが、

(A)順張り買い
(B)逆張り買い
(C)売り

それぞれで資金、証券会社ともに独立させています(ぇ

逆張り買いなら、

逆張り買いというカテゴリーだけで複利にしているわけですね〜。

順張り買いの調子がどうであろうとも、

逆張り買いの資金には影響しない、

こういう考え方です。

上記が正しいかどうかはさておき、

「分かりやすい」

という点だけは間違いないと思うので、

結構おすすめだったりします笑

トレシズの「複数売買ルール」の記事

前々記事:複数売買ルールの最適分散投資ファイルの優先順(2)
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次々記事:複数売買ルールのオプション設定について語ってみます。

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