システムトレードブログ

シストレで勝つためのアプローチ方法(19)

■(21)手仕舞い方法を考える

仕掛け方法もそうですが、

個人的には実は、

「手仕舞いの方がだいぶ難しい」

と考えています苦笑

際たる例としては、

・大DDの場合
・大幅な含み益の場合

のような事例ですね〜。

また、

「昼には大きな利益が出ていたのに、大引けでは利益がだいぶ減ってしまった」

などという事例も、

想像以上に多発するものです。

手仕舞いを、

(A)戦略個別で考えるべきか?
(B)それとも、ポートフォリオ全体や地合を考慮して考えるべきか?

のどちらをメインにするかは非常に悩ましいところで、

私自身は現時点で、

どちらかというと(B)寄りな考え方です(ぇ

そのため、

ポートフォリオ全体を複数売買ルール化しまして、

・トータルの含み益が過去の10位ぐらいのレベルになったら手仕舞い
・あとは、TOPIXやマザーズ指数の動きなどを外部データとして保存し、どういう動きをしたら手仕舞いした方がいいかを考える

といった作業を行うのが常です。

あと考える点としましては、

・自分の手仕舞い圧力による板の押し下げ

についてです。

その銘柄の売買代金に対して、

自分の売り数量が多すぎるような銘柄の場合には成行でなく指値を使うなど、

個別銘柄に対する考慮も必要、

とは思っていたりしますね〜。

これは仕掛けにも通じるところがあります。

シストレで勝つためのアプローチ方法(9)
■(11)仕掛け方法を理解する
https://www.torezista.com/blog/blog_2149/

たとえば手仕舞い方法を翌日成行のみで固定するような方法も、

「1つのスタイル」

とは思っていたりしますね。

この考え方は何といいますか、

・GUを狙いつつも保有期間をなるべく短くし、リスクを抑える
・翌日寄りで余力を解放できるため、翌日の発注にも支障がない
・手仕舞い方法を固定することにより、手仕舞い条件を考える手間を省いて効率を向上する

という3点において、

非常に優秀だと思っているためです。

まったく正しいわけでもないのですが、

あくまで私の場合というお話ですと、

「手仕舞い方法も、仕掛け同様リスクを分散する」

という考え方かもしれません。

大型株においては、

成行の手仕舞いでもそんなに影響がないと考えられるため特に問題はないのですが、

小型株においては、

朝から超大量の自分の売りがあったとしましたら、

…逆の意味でイナゴを呼びそうですよね苦笑

いずれにしろ資金がかなり大きくなってくると小型株は相手にしにくくなるという点もありますが、

「できるだけ弱気イナゴを呼ばない手仕舞い方法を考える」

というのが、

個人的な好みですね〜。

寄りは安かったものの、場中に噴き上げてくる場合などもありますし、

「成行だけでなく指値の手仕舞いも取り入れる。ただ、どちらかに偏ってもダメ」

という考え方が、

あくまで個人的な好みです。

トレシズの「シストレで勝つためのアプローチ方法」の記事

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