イナゴor仕手株を売買対象に入れるかどうか?
時に資金が一極集中し、
ストップ高を連発するような銘柄が出現します。
これは俗に、
イナゴ銘柄と言われたり、
はたまた仕手株とも言われたりもしますが、
「こういった銘柄を売買対象に加えるべきかどうか?」
という点は悩ましいところですよね。
私自身の考えとしましては、
「日経225銘柄を狙う戦略と、イナゴ銘柄を狙う戦略とでは、組み方が根本的に異なる」
と考えていたりはします。
たとえば、
東証一部銘柄と新興銘柄の場合、
東証一部銘柄であれば反発するラインでも新興銘柄は反発しなかったりしますし、
仕掛け位置や手仕舞い位置がだいぶ異なってくる、
という点があるかもしれません。
そのため、
新興銘柄などではボラを大きく考慮するわけですが、
東証一部銘柄と新興銘柄の差以上に、
日経225銘柄とイナゴ銘柄のボラは圧倒的に違う、
という感じですね〜苦笑
個人的な好みですと、
…イナゴ銘柄は大好きです(ぇ
といいますのも、
「相場では、ボラがないと利益が出にくい」
とは言われます。
そのため、
ボラが基本そこまではない日経225銘柄は期待値が低く、
相当ロットを張らないと利益が出にくいのに対しまして、
イナゴ銘柄は、
ボラがかなりあるゆえに、
「タイミングをとらえることさえできれば、期待値は激高」
とは言えるかもしれません汗
そのため個人的にはボラがある銘柄を好む感じでして、
好み順でいいますと、
1位 イナゴ・仕手系銘柄
2位 新興銘柄
3位 東証一部銘柄
4位 日経225銘柄
といった感じになってきたりします(ぇ
とはいえ、
当然ながら投資の世界では、
「ボラが大きいほどリスクを落とす必要がある」
というのがセオリーで、
「期待値が高い=リスクが高い」
とも言い換えられますので、
荒い銘柄ほどロットを落とす、
などの対策はあったほうがいいかもしれませんね〜。
また、
イナゴ系を好むか、
それとも日経225系を好むかは人それぞれだと思っておりまして、
どちらでも勝てるとは思います。
そういった意味では、
「どちらが自分に合っているか?」
という点を重視するのが一番かもしれませんね。
イメージでいいますと、
日経225系は、
期待値1%の戦略に1銘柄75万投入するイメージ、
イナゴ系は、
期待値3%の戦略に1銘柄25万投入するイメージです(ぇ
なお私の場合ですと、
いろいろ書かせていただいたのですが、
…結局はどんな銘柄でもやります苦笑(コラ
ただ、
荒い銘柄相手と、
穏やかな銘柄相手とでは、
戦略の組み方そのものを変える、
という点をすごく重視していますね。
あとは、
2008年のような超下落トレンドでも、
数少ないことは確かですが、上がる株は上がったりします。
こういったトレンドで上がる銘柄というのは大半がイナゴ系・材料系だとは思いますので、
「イナゴ系はどんなトレンドでも常に使える」
とは思っていたりしますね(ぇ
逆に、
資金が集中していない一般的な銘柄は、
地合の影響を色濃く受けることになると思います。
中長期投資戦略などでも、
中長期下落トレンドで買うのは資金が集中している銘柄のみにするなど、
何かしら対策があると成績向上につながるのかもしれません。
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